(06/05/11) RENT レント(2005/アメリカ/監督:クリス・コロンバス)
(06/05/04) ロンゲスト・ヤード(2005/アメリカ/監督:ピーター・シーガル)
(06/02/22) RIZE(2005/アメリカ/監督:デヴィッド・ラシャペル)
(06/01/11) 輪廻(2005/日本/監督:清水崇)
(05/11/24) ロゼッタ(1999/ベルギー=仏/監督:リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ)
(05/11/06) 乱歩地獄(2005/日本)
(05/10/22) リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986/アメリカ/監督:フランク・オズ)
(05/10/04) ルパン(2004/フランス/監督:ジャン=ポール・サロメ)
(05/08/02) リンダリンダリンダ(2005/日本/監督:山下敦弘)
(05/05/22) ロスト・イン・トランスレーション(2003/アメリカ=日本/監督:ソフィア・コッポラ)
(05/05/11) LOVERS(2004/中国/監督:チャン・イーモウ)
(05/05/05) リロ&スティッチ(2002年/アメリカ/監督:クリス・サンダース ディーン・デュボア)
(02/09/30) ロック、ストック&スパゲッティ・ソース/ロック、ストック&ワン・ビッグ・ブロック(2000/イギリス/製作総指揮:ガイ・リッチー)
(02/03/19) ラン・ローラ・ラン(1998/ドイツ/監督:トム・ティクヴァ)
(02/03/17) ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴス(2000/イギリス/監督:ガイ・リッチー)
(02/03/13) ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年/イギリス/監督:ガイ・リッチー)

2006年05月11日

RENT レント(2005/アメリカ/監督:クリス・コロンバス)


rent.jpg1989年のクリスマス・イブの夜。イースト・ヴィレッジにある古いアパート。家賃を滞納し電気も暖房も止められた一室に暮らすルームメイトのロジャー(アダム・パスカル)とマーク(アンソニー・ラップ)。ミュージシャンのロジャーは恋人がエイズを苦に自殺して以来すっかり引きこもり状態。秘かに階下に住むヤク中のダンサー、ミミ(ロザリオ・ドーソン)に心惹かれる。一方、映像作家志望のマークはカメラを持ち歩きあらゆるものを記録する。マークの元彼女モーリーン(イディナ・メンゼル)は地域の再開発反対をパフォーマンスで訴える。彼女の現在の恋人は女性のジョアンナ(トレイシー・トムズ)。ロジャーたちの親友トム・コリンズ(ジェシー・L・マーティン)はひょんなことからドラッグ・クイーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)と恋に落ちる。そんな彼らのかつての仲間で、家主の娘と結婚して以来すっかり変わってしまったベニー(テイ・ディグス)は、一帯の再開発を目論み住人の追い出しを図る。

本年のベストオブミュージカル映画はひそかにプラハ!(2001/チェコ/監督:フィリプ・レンチ)でキマリかなと思ってたんだけれど、いやぁ話題作は観とくもんだね。立て続けに心に残るミュージカル映画観られてシアワセだよう。
雰囲気は「プラハ!」の方が好みなのだが、本作は歌によってストーリーが綴られていくオペラ形式で、とにかく楽曲がイイ。オペラ形式のミュージカルには「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」「ミス・サイゴン」など、魂をゆさぶられるような舞台があるが、やはり楽曲によるところは大きいのである。
ミュージカルの評価はどれだけ楽曲にインパクトがあるかで判断しちゃう私としては、本作も満点付けざるを得ませんな。

ブロードウェイのオリジナルキャストが揃っているだけあって、キャスト陣のポテンシャルの高さはスバラシイ。歌のクオリティは高いし、それぞれのパフォーマンスもキマってるしね。
ミュージカルとしてはアンサンブルと歌いあげるシーンがもっとあるとよかったんだけど、そもそも主要キャストが多いのでソロのバリエーションも豊富で見ごたえがある。
そういや、最初のほうに出てきたホームレスのおばさん、てっきりゴスペルやりだすのかと期待したんだけど。

ストーリーは、我々の抱くNYのイメージそのまんまな感じで、ベタといえばベタ。若いアーティストたちが、偏見や挫折に傷つき傷つけあいながらも、愛と友情を深め、それぞれの道を模索していく。
ゲイ、ドラッグ、そしてHIVなど、いかにもアーティスト的なダークな面はなかなか理解しづらいところがあるけれども、一貫したテーマは“この瞬間を大切に生きる”といういたって普遍的なもの。いろいろあったけど、これからも一生懸命生きていくんだ、という力強いメッセージに反感をおぼえる人は少ないだろう。

彼らのピュアでラジカルな若さがまぶしくて、うらやましくなる。
劇場では泣いてる人も多かったのだが、私は泣くどころかとても元気をもらった。

11月にブロードウェイミュージカルの来日公演があるそうで。
これはチケット争奪戦が相当しんどそうなので見送るけれど、むしょうに何か舞台を観に行きたくなっちゃったよ。

評価:★★★★★

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2006年05月04日

ロンゲスト・ヤード(2005/アメリカ/監督:ピーター・シーガル)

K's cinema@新宿】

thelongestyard.jpg八百長疑惑でNFLを追われた元トップ・プレイヤーのポール・クルー(アダム・サンドラー)。すっかり落ちぶれてしまった彼は、ある日飲酒運転で警官とカーチェイスをして懲役3年の刑に。送られた刑務所で彼を待ち受けていたのは所長のヘイズン(ジェームズ・クロムウェル)。彼は、看守のアメフトチームを強くしようと、ポールに当て馬となる囚人チームの結成を強要する。渋々引き受けたポールのもとに、看守たちに恨みを抱くコーチのネイト・スカボロー(バート・レイノルズ)はじめ個性的な面々が集まってきた。そして、試合に向けみるみる強くなる囚人チームに対し、危機感を抱いた看守たちの激しい嫌がらせが始まる…。

バート・レイノルズ主演のオリジナルは観ていないし、アメフトに興味もないけれど、シンプルでわっかりやすーい展開のスポ根もので、何も考えず大いに楽しめた。
囚人チームということで、誰も彼もごついマッチョの凶悪ヅラ。見ているだけで気温が5度はあがりそうな男臭さだが、素直にスポーツに打ち込む姿は意外とさわやかだったりする。
思ったよりアダム・サンドラーのタフガイぶりもしっくり。一筋縄ではいかない囚人連中を熱くまとめあげる主将キャラが立っていて、個性豊かな面々に埋もれてはいなかった。やっぱり、ピーター・シーガルとは相当相性が良いみたいね。

10手先まで読めてしまうようなストーリーではあるけれども、こういうのは安易といわず定番といいたいね。笑いありちょびっと感動もあり、誰の心の琴線にも触れる、正統派。

しかし、マネージャー役のケアテイカー(クリス・ロック)の事故は唐突すぎてびっくり。
チームの結束のための必須エピソードとしても、何もそこまで…という感じである。
味のある良いキャラクターだったので、最後までチームの一員でいてほしかったなぁ。

オリジナルが観てみたくなりました。

評価:★★★★☆

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カテゴリ: ジャンル別 > 外国映画 > アクション > 総合

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2006年02月22日

RIZE(2005/アメリカ/監督:デヴィッド・ラシャペル)


rize.jpg研ぎ澄まされた肉体を激しく振り動かして踊る最先端のダンス・スタイル“クランプ・ダンス”に人生を掛ける人々の姿を活写した長編ドキュメンタリー。全米でもっとも危険な地区とも言われるLAのサウスセントラル。犯罪と暴力に溢れ、死と隣り合わせのこの街で、若者たちが生き残る唯一の手段、それが“クランプ・ダンス”だった。本作は、そんなクランプ・ダンスを通して子どもたちに生きる意味を教えるトミー・ザ・クラウンの活動と、彼が主催するダンスバトル大会の熱気をヴィヴィッドに映し出していく。

私は、音楽に関してはクラシックもヒップホップも同レベルに興味のないプチ欠陥人間。
口に出しては言わないが、音楽なんてこの世になくてもいいと思っている。
それでも、どういうわけか音楽にビジュアルが加わるダンス映画やミュージカルはすごい好きだったりするので、この映画それなりに楽しめました。

こんな私でも興をそがれることなく引き込まれたのは、やはりダンスに人生そのものをぶつける若者たちのバックグラウンドが丁寧に描かれているから。
日常的に犯罪と暴力の渦巻く街で、そちらに流されず踏みとどまるのは並大抵のことではないと想像する。おそらく、そうやって生きていくほうが楽だから。
しかし、彼らは幸いなことに、それ以上に魅力があり、全力で打ち込めるものを見つけた。
全てを忘れ、トランス状態になって踊っている彼らが正直とても羨ましく、崇高にさえ見えてくる。

圧巻は、クランプ・ダンスを踊る現代の若者と、彼らの祖先の原始の踊りがオーバーラップするところ。意識的なのか無意識なのか、彼らは自らのルーツに繋がるダンスに生命を燃やしているのである。
一見、とても攻撃的に見えるダンスだが、実にスピリチュアルで、あらゆるものへの敬意や畏怖が内包されているように思えるのは気のせいではないようだ。

フォトグラファーである監督の映像は、言葉にし難いほど美しい。
晴れ渡った青空と、なめし皮のように美しい肉体のコントラストが眼にしみるほど眩しく、こんな映像、ちょっと観たことないかも。

評価:★★★☆☆

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2006年01月11日

輪廻(2005/日本/監督:清水崇)


rinnne.jpg昭和45年、群馬県のホテルで11人が惨殺される事件が起こる。動機も不明のまま、犯人の法医学教授・大森範久(治田敦)も謎の死を遂げる―。35年後の現代。この事件を題材にした映画の製作に執念を燃やす映画監督の松村(椎名桔平)。「記憶」と名付けられたこの映画のヒロインには新人女優の杉浦渚(優香)が大抜擢された。しかし渚は撮影が近づくにつれ不思議な少女の幻覚に悩まされていく。一方、女子大生の木下弥生(香里奈)も奇妙な夢を見続けていた。そんな彼女の前に前世の記憶を持つという女性・森田由香(松本まりか)が現われる。由香は、自分の前世は35年前の事件で殺された人物だ、と語り始める…。

ホラー度は抑えめながら、ストーリーが実によくできている。
渚と弥生のシークエンスが交互に描かれていく手法は、ふたりがいったいどこで交錯するのかという点がポイントとなるが、これがまったく予想外の邂逅を果たす。この展開には唸ってしまった。
序盤からさんざんミスリードさせておいて、そうくるか。やってくれるね清水監督。
途中、なにやら腑に落ちない箇所もあるが、最後にキレイに収束する感じが心地よかった。

ホラー度は抑えめと書いたが、恐怖のツボははずしていない。ストレートに来るものではないが、ジワジワと…。全編通して、何ともいえない緊張感が保たれているため、わずかなことでもビクビクビックルとさせられた。
ややあざとい気がしないでもないが、不気味すぎる人形と転がるスーパーボール、ジージーと回る8mmカメラといった小道具もそれなりに効果的。

皆さん書いてらっしゃいますが、優香の演技力・表現力には驚きましたですねぇ。女優の穴で修行でもしたのだろうか?
大仰すぎず、抑えすぎず、あんな目にあったらこうなるだろうなという、実にナチュラルな恐怖の演技をしていたと思う。
さらに、ラストの狂気の演技は圧巻。ゾクゾクしますよ。

以下はネタバレ気味かも。

転生者が一斉に集結し、惨劇が再現されたのが、なぜ35年後だったのか。
この年数自体にはあまり意味がないと思われる。おそらくトリガーは転生者の一人である松村が事件を掘り起こしたためだろう。
由香のようにはっきり前世を知っている者もいれば、弥生のようにおぼろげな者、渚のようにまったく記憶がない者もいる。転生者の前世の記憶にはずいぶん個人差があるが、転生者同士が出会うことにより、記憶が呼び覚まされ、前世の再現度合が加速し、さらに転生者を呼び寄せる。
そもそもは、松村が、35年前の犯人・大森教授の妻と接触したことが重要なフラグの一つだったのではないかと思う。

以下は疑問点。

―渚の元に、時空を超えて忽然と現われた8mmカメラ。唐突すぎである。
 大森教授が自殺したときにカメラはそこら辺に転がっていたはずだが、35年間どこに。
―由香の前世の客室係だけ殺され方が異質。最初の犠牲者だから余裕があったのかなぁ。
 それ以降の殺人は、もうめんどくさくなって出会い頭にザクザク斬りつけることにしたのかな。
―転生者の年齢がバラバラなのは、転生するまでの期間に個人差があるってこと?
 全員がうまいこと転生すること自体が不自然なんだし、思い切って年齢揃えてみても良かった気がする。

評価:★★★★☆

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2005年11月24日

ロゼッタ(1999/ベルギー=仏/監督:リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ)


2005年度カンヌ映画祭パルムドール受賞「ある子供」公開記念・ダルデンヌ兄弟特集上映にて鑑賞。

オートキャンプ場のトレーラーハウスで、アル中の母親と暮らすロゼッタ(エミリー・デュケンヌ)。きちんとした職に就いてまともな暮らしがしたいと切望しているが、せっかく手に入れた工場の仕事も解雇されてしまう。だが涙を見せることもなく、仕事探しに奔走するうち、ワッフル売りのワゴンで働く青年リュケと親しくなる。

欧米ではトレーラーハウスで生活している最下層の白人種は“ホワイトトラッシュ”と呼ばれるが、この親子は自前のトレーラーハウスすら持たず、家賃を払ってオートキャンプ場で暮らしている。母親は酒浸りでしょっちゅう男を引っ張り込むし、住所不定だからまともな仕事にはなかなかありつけない。
こんな貧乏スパイラルから抜け出すのは生半可なことではなく、ロゼッタの前途は暗澹たるものだろう。だがロゼッタは痛々しいほどバイタリティにあふれ、定められた運命を変えようとあがく。少女らしい潔癖さで母親をなじり、庇護し、他者の施しはきっぱりとはねつける。
本来なら庇護されるべき年頃の彼女が抱えるストレスは相当なもので、ときおり原因不明の腹痛に襲われている。

まともな暮らしを渇望するあまり、せっかくできた友人すら裏切るくだりは、ほのかに見えた希望の光すら潰してしまうようで胸が痛かった。同時にその生きることに貪欲な姿に圧倒され、責める言葉は見つからなかった。

これほどロゼッタに感情移入してしまうのは、やはり独特のカメラワークとドキュメンタリー風の演出によるものだろう。
オートキャンプ場に戻る前に林の中で長靴に履き替えるシーン、車通りの多い道路を間合いを見計らって横切るシーン、街でワッフルを食べながら水を飲むシーンなど、とくに意味をもたない日常的なシーンが数え切れないほど反復される。ロゼッタの行動や習慣が、取捨されずに映し出されることによって、彼女に最も近い観察者となるのだ。

常に前屈みで、何かに急きたてられているように早足で歩き、ほとんど無表情で可愛らしいとは言えないロゼッタ。
ラストシーンで彼女が初めて見せる、搾り出すように感情をむき出しにする姿はとてもいとおしい。

評価:★★★★★

ロゼッタ
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2005年11月06日

乱歩地獄(2005/日本)


かつて映像化されたことのない江戸川乱歩の短編4編を、それぞれ異なる監督と役者が担当したオムニバス。
私の好きな「鏡地獄」「芋虫」が入っているので、これは観ねばなるまいと思っていた。

ranpo2.jpg火星の運河(監督:竹内スグル/出演:浅野忠信)
コメント不可能。原作も読んでない(ような気がする)。よくわからないです。

鏡地獄(監督:実相寺昭雄/出演:成宮寛貴、浅野忠信)
実相寺監督はすでに何本か乱歩映画を撮っており、パターンが確立しているので安心して観ることができた。さすがに今回の明智小五郎は嶋田久作ではなかったが…。
乱歩の倒錯性をよりディープに表現する監督で、その点は今回も成功していると思うのだが、毎度のことながら倒錯描写と謎解きを両立させようとするのは何故なんだろう。そもそも明智小五郎は何のために出てくるのかよくわからないし、犯人の動機も無理がありすぎる。
今回も倒錯趣味の美青年が熟女(吉行由実)を縛る図が出てくるが、一般客はびっくりしちゃうんじゃないの。成宮寛貴ファンの方、大丈夫ですかぁ。
マニアックな倒錯描写は、ぜひ乱歩の「陰獣」か伊藤晴雨の伝記映画あたりを撮って活かしてもらいたい。
ところで、明智小五郎の妻って…何者?!

芋虫(監督:佐藤寿保/出演:松田龍平、浅野忠信)
乱歩作品の中でも、これだけは絶対に映像化されまいと思っていたので、最も注目していた。大森南朋よく引き受けたなぁ。
究極の倒錯性を追及した原作を比較的忠実に映像化していると思うが、やや耽美に傾きすぎ。手足をなくした夫を愛玩しいたぶる女の狂気を突き詰めると暗澹たる作品となってしまうだろうが、ラストはどうも納得いかなかった。そんな殊勝な女の話にしてはいけないと思う。
松田龍平の役名・平井太郎は乱歩の本名だし、「屋根裏の散歩者」と「盲獣」のエッセンスが少し入っているのは乱歩ファンなら自明のこと。

ranpo.jpg(監督:カネコアツシ/出演:浅野忠信、緒川たまき)
おそらく初監督作品だと思うが、イラストレーターらしい独特のポップな世界観に入り込みやすく、浅野忠信の使い方もうまい。
個人的に、乱歩の映像化にあたっては、原作の世界観の一部を特化し、監督の個性やカラーが強烈に出ているものが面白いと思うので、そういう意味では4編中最も乱歩映画らしいといえる。

評価:★★★☆☆

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2005年10月22日

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986/アメリカ/監督:フランク・オズ)


来月、青山劇場の舞台を観に行くので予習。

ニューヨークの貧民街・スキッドロウの花屋で働くシーモア(リック・モラニス)。店は今日もシダの葉一枚売れず、店長(ヴィンセント・ガーディニア)はもう店をたたむと言い出す。
美人店員・オードリー(エレン・グリーン)は、シーモアがチャイナタウンで買ってきて育てている奇妙な植物をショーウインドウに飾ってみたらどうかと提案。これが大当たり、“オードリーII”と名づけた奇妙な植物を一目見ようと客が殺到し、店は大評判に。
ところが、“オードリーII”は人間の生き血を吸って育つ食人植物だった…。

ストーリーはどうってことないが、ノリノリの音楽に乗って軽快なテンポで進む、実に楽しいミュージカル作品。
凝った箱庭的セットのスキッドロウで、住民たちのコーラスが流れる冒頭からぐんぐん引き込まれる。
登場人物もどこかヘンな人たちばかりだが、圧巻はオードリーの恋人・オリン(スティーヴ・マーティン)。サディストの歯科医という誰もが恐れる役どころでw、ストーリーになんの関係もないマゾ患者(ビル・マーレイ)との対決は、ほとんど意味がないのになくてはならない名シーンだ。
華奢なボディにロケットおっぱいのオードリーもキュート。普段はヘンな声なのに、コーラスでは朗々と歌いあげるのはさすが。

オードリーIIの素晴らしいクリーチャー造形も見どころのひとつ。巨大なマペットの繊細なギミックには眼を見張る。細部まで作りこまれたグロテスクな造形と、実になめらかな動き。
ずっと店の中にいるのがちょっと残念だなぁ。粘液ぼたぼた垂らしながら街で大暴れしてみるとか。

来月から始まる舞台では、シーモア/山本耕史、オードリー/上原多香子。そしてオードリーIIの声&歌は、なんと和田アキ子。
女性がやるオードリーIIってのは初めてなんだそうで、とても楽しみである。

評価:★★★★☆

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2005年10月04日

ルパン(2004/フランス/監督:ジャン=ポール・サロメ)


lupin.jpgスービーズ公爵家で暮らすアルセーヌ少年は、泥棒である父の指示で、公爵夫人が所有する“マリー・アントワネットの首飾り”を盗み出すが、翌朝、父は死体で発見された。15年後、怪盗となったアルセーヌ・ルパン(ロマン・デュリス)は、王家の財宝のありかを示す十字架の話を耳にする。財宝を狙う名士たちは、やはり十字架を探していたカリオストロ夫人(クリスティン・スコット・ルーマス)を死刑にしようとするが、ルパンは夫人を救出し、2人はすぐに恋に落ちる。しかし、輝くほどの美貌を持つ夫人には、隠された顔があった。

アルセーヌ・ルパンといえば、ポプラ社の南洋一郎によるリライトシリーズ。小学校の図書室にずらりと並んでいたのが懐かしい。シャーロック・ホームズや江戸川乱歩のリライト版同様、むさぼるように何度も読んだものである。
その後、ホームズや乱歩は原作にステップアップしていったのだが、なぜかルパンはポプラ社のシリーズでしか読んだことがない。まぁ、南洋一郎のリライトは原作より面白いと言われているので、これはこれでいいのかも。

そんなわけで、原読書体験を思い出しつつワクワクして観に行った本作。
財宝探し、カリオストロ夫人像、ルパン親子の対決、個々のプロットはそれなりに面白いのだが、全体としてはなんだか散漫な印象。問題はつながりの悪さというよりも、あれもこれも詰め込みすぎていることだろう。
小説などもそうだが、やっぱり映画って思い切って要素を削ぎ落とすことも大事だなぁと思った。元ネタとなる原作は1本か2本に絞り、冒険譚か人間ドラマか焦点をはっきりさせたらメリハリのある快作になっていたんじゃないかと思う。
ラストの発想も悪くないんだけど、何もルパンでやらなくてもねぇ。

どちらかというとルパン三世をイメージさせるロマン・デュリスだが、うさんくさい容貌と軽佻な物腰は怪盗らしくて良かったな。およそスタイリッシュとは言いがたい、野生的なルパンである。
個人的に、アルセーヌ・ルパンはもっと抜け目がなくて狡猾なイメージがあるのだが、女に手玉にとられたり、すぐ窮地に陥るあたりは、まだ若く経験不足なルパンを描きたかったのだろうし、怪盗紳士誕生編としてはまぁこんなもんかと(続編はないと思うが)。
大胆不敵というべきか、あまりにも大雑把な盗みの手口にはあっけにとられたが。ご婦人がたの鈍感さは想像を絶する。

まぁでも、このルパンでは、故ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズと対決したら風格負けしちゃうだろうね。バリツで滝に落とされるね、たぶん。

原作を知らない人は、ルパン三世のイメージを抱いて観るのはやめたほうがいい。
私はアルセーヌ・ルパンもルパン三世も好きだけど、両者は別物だと思っているし、イメージを混同させたことはないね。

【★★☆☆☆】

南洋一郎先生 略歴&著作リスト
 ⇒http://homepage3.nifty.com/kadzuwo/biblio/minami.htm

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2005年08月02日

リンダリンダリンダ(2005/日本/監督:山下敦弘)

rinda.jpg


軽音楽部の女子高生3人が、文化祭でブルーハーツのコピーバンドをやることになった。ボーカルは、なぜか韓国からの留学生。……たったこれだけの話なのだが、予想以上に良かったなぁ。
観る前はもっと熱い青春映画なのかと思っていたが、あにはからんや、バンドに全てを打ち込んでいるわけでもない、テンション低めの女の子たちの練習風景が淡々と続く。熱くもぬるくもなく、でも決して冷め切ってもいない、ひんやりとした感覚。あぁ、いいなぁ。心地よい。

文化祭の高揚とした雰囲気、距離感があるんだかないんだかわからない女の子たちの何気ない会話とか、本当にリアル。私が高校生のころはまさにバンドブームの真っ只中で、ブルーハーツなんか聞くと当時が鮮明にフラッシュバックする。
彼女たちがブルーハーツを練習するシーンのたび、なぜか泣けてきてしまった。これはブルーハーツだけのせいではないだろう。この映画はそれほどリアルに彼女たちの青春を追体験できるのだ。
文化祭最終日、彼女たちのライブシーンで終わってしまうのがなんだか寂しかった。もっとこの空気を共有したかった。

垢抜けない地方都市、微妙に古い校舎、生活感たっぷりの彼女たちの自宅もリアリティがあり、シンパシーを感じる要素になっているようだ。
気になったのは関根史織ちゃんの家、兄弟何人いるんだw

それにしても、BOOWYやプリプリやジュンスカやジッタリンジンは「知らな〜い」という彼女たち、なぜリンダリンダはすぐ歌えるのだろう?? やはりブルーハーツは別格なの?

【★★★★☆】
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2005年05月22日

ロスト・イン・トランスレーション(2003/アメリカ=日本/監督:ソフィア・コッポラ)

CMの仕事で東京にやってきた、忘れられたハリウッド男優・ボブ(ビル・マーレイ)。時差ボケと異国の地での言葉の通じない仕事の緊張が続き、夜も眠れない日々。一方、同じホテルに泊まるシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)も仕事で来日した夫について来たものの、忙しい夫にはかまってもらえず、ボブと同じように眠れない毎日を過ごしていた。
ふたりはホテルのバーで会い、ともに過ごすうちに孤独と寂寥感を分かち合い、惹かれあっていく。

真珠の耳飾りの少女」のスカーレット・ヨハンソンが非常に良かったので観てみたものの、メリハリもなく淡々とした映画で、はっきりいってつまらない。
孤独と寂寥感たって、たった1週間かそこらの滞在でそんなにブルーにならなくても……。私自身は旅行嫌いなので共感もなにもないが、これくらいの期間だったら何とでも楽しめるんじゃないだろうか。むしろ、それ以上の滞在になるとホームシックになってくる気がする。
センチュリーハイアットの高層夜景なんて日本人でもあんまり見る機会ないってのになぁ。
そもそも、仕事で来た夫が、異国の地で寂しがる妻をかまってる場合じゃなさそうなのは最初から想像できそうなんだが、なぜついて来る?

外国人の眼に映る、統一感のない奇妙な街Tokyoの描写はなかなか興味深い。
見慣れた東京の街が、なんとなくボブやシャーロットの目線で見えてくるのだ。ネオンうるさいなぁとか、人多すぎとか。
日本人の描写がややステレオタイプというか、ほとんど人間味が感じられないのが異邦人目線に拍車をかける。日本人としてはちょっと残念だが、この映画のテーマからするとこういう描写になってしまうのだろう。

スカーレット・ヨハンソンは魅力的でますます好きになったけど。
これが脚本賞かぁ。アカデミー賞ってようわからん。

【★★☆☆☆】

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2005年05月11日

LOVERS(2004/中国/監督:チャン・イーモウ)

……ダルイ。
久しぶりにストーリー要約するのもダルイ映画を観た気がした。

グリーン・ディスティニー」も「HERO」もけっこう面白いと思ったし、チャン・ツィイーもワイヤーアクションも嫌いではないので期待して観たのだが。

一言で言えば、この路線に飽きた。
というか、この映画で「もうええわ」となってしまった。

チャン・ツィイーのしなやかな動きには眼を奪われるし、どのシーンをピックアップしても眼に染みるほど美しい色彩設計。アクションのためのアクションシーンもまぁ許す。
肝心のストーリーが……どうなのこれ。
伏線のないどんでん返しを繰り返されても効果薄いし、そのために脚本が大きく破綻してしまっており、まったく面白いと思えなかった。

なんというか、フェアじゃないミステリを読まされた気分?

【★☆☆☆☆】

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2005年05月05日

リロ&スティッチ(2002年/アメリカ/監督:クリス・サンダース ディーン・デュボア)

ディズニー映画の新作はチェックしなくなって久しい私だが、ディズニー関連ストアなどで見かけるスティッチのキャラクターが気になっていたので観てみることに。

ハワイ・カウアイ島に住む、両親を亡くし姉のナニと2人暮らしのリロ。ナニは福祉局からリロを保護するから離れて暮らせと言われているが、「オハナ(家族)はいつも一緒」という両親の考えを受け継ぎ、リロと衝突しながらもずっと2人で暮らしたいと思っている。
感受性の強いリロはどこかほかの子どもたちになじめず、寂しい思いをしていた。そんなリロにナニはペットを飼ってあげることにし、2人で犬を買いに行くが、そこで出会ったのは、見た目こそカワイイが、遺伝子操作で生まれ破壊プログラムを内蔵されたモンスターのため、故郷の星から追放されたスティッチだった。

異形のエイリアンが多数出てくるにもかかわらず、ディズニー映画にしては脇役にぜんぜん魅力が感じられないが、そのぶんスティッチとリロ、姉のナニのキャラクターが抜群。スティッチは見るからに「可愛くて凶暴で暴れん坊」という設定を体現した近年出色のキャラだし、扱いのむずかしいリロをときには持て余しながらも愛してやまないナニ、この姉妹の不器用な愛情表現が胸を打つ。

そんな2人と過ごすうちに、孤独だったスティッチも「オハナ」の一員になっていくというストーリーは無難で可もなく不可もなくといったところ。
不朽の名作とはいかないが、まぁ秀作。

全体的な評価としては星2つだが、スティッチのキャラが大いに気に入ったのと、他のディズニー映画(美女と野獣、アラジン、リトル・マーメイド、ライオンキング)それぞれの名シーンにスティッチが紛れ込むという劇場予告編が面白いので星1つプラス。

【★★★☆☆】

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2002年09月30日

ロック、ストック&スパゲッティ・ソース/ロック、ストック&ワン・ビッグ・ブロック(2000/イギリス/製作総指揮:ガイ・リッチー)

 パイロット版の「ロック、ストック&フォー・ストールン・フーブス」の登場人物と設定で6話作られたTV版。相変わらずテンポの良い展開、練られた脚本、スタイリッシュな映像と音楽、ドタバタクライムコメディ(?)の傑作シリーズ。
 ロンドンで「ザ・ロック」という店を開いているチンピラ4人組をはじめ、欲の皮のつっぱった悪いやつばっかり出てくるのだが、登場人物が多いわりに誰もがばっちりキャラが立っているのがみごと。とはいってみたものの、シリーズを通して言えるのは、周囲のほうがガッチリとキャラが立っててインパクトあるのに比べ、主役の4人組の存在感がやや希薄なのがちと惜しいのだが。話の展開はもはやワンパターンといえばそれまでなのだが、なかなかどうして先が読めないんだよねぇこれが。個人的にはやはりタイトル作の「スパゲッティ・ソース」と「ワン・ビッグ・ブロック」が面白かった。ロックストックシリーズはこれで完結とは残念だが、ガイ・リッチーにはまた新しい切り口の映画を作って欲しいもんだ。
 どうでもいいけど、この4人組はまともな仕事をする気ないのか? 楽して大儲けどころか骨折り損のくたびれ儲けばっかりしているような気がするが、まぁ楽しそうだからいいけど(^^;)

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2002年03月19日

ラン・ローラ・ラン(1998/ドイツ/監督:トム・ティクヴァ)

 ベルリンの壁崩壊後の街並みを、赤毛の少女が走って走って走りまくる、ライブ感あふれる映画。
 アヤシゲな仕事をしているローラの恋人・マニはボスから預かった10万マルクもの大金を、地下鉄の車内に置き忘れてしまう。「あと20分で金を用意しなければ、ボスに殺される!」、恋人のピンチを救うため、なんとか20分で10万マルクを手に入れようとローラは走り出す。だがほんの少しの差で間に合わず、「こんなはずじゃなかった!」という結末を迎え……はしないのがこの映画の醍醐味。人生の中で、「あのときあぁしていたら……」と思うことはよくあるが、ほんのちょっとした時間差や別の選択肢で、すれ違う人々や自分を待つ運命に大きな変化をもたらす可能性に改めて気付かされる。それでも、やりなおしがきかないのが人生というものであるが、この映画はそんなちょっとしたアイデアをアニメやスローモーション、コマ落としなどを駆使した映像で楽しませてくれる。
 赤毛をなびかせひた走る姿が印象的なローラだが、どうもこの子は可愛いんだか可愛くないんだか微妙な顔立ちだ。アップになるとえらいオバさんに見えたりもするのであった。
 書いてて思い出したけど、昔、清水美砂と工藤静香主演の「ラストクリスマス」(原作:藤子不二雄)という似たような趣向の映画があったなぁ。

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2002年03月17日

ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴス(2000/イギリス/監督:ガイ・リッチー)

 「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」が面白かったんならこれも観ろ、と王様にススメられました。前作「ロック・ストック〜」がTV用にリメイクされ、そのパイロット版らしい。キャストもストーリーも一新されているが、凝った脚本とジェットコースター的な予測不可能の展開は変わらず。でも個人的にはやっぱり前作のインパクトには及ばなかったかな。しかし今回も、勘違いと偶然の積み重ねで一筋縄ではいかない悪党軍団が右往左往するさまはホントに爽快で楽しい。TV版の第一話ってことは、同じテイストのストーリーがまだまだあるってこと? こうなりゃ全部観たいもんだ。
 前作を観たブラッド・ピットが出演を熱望したという同監督の「スナッチ」も早く観なければ。

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2002年03月13日

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年/イギリス/監督:ガイ・リッチー)

 こんなタイトル覚えられんわ! ……が、ぶっ飛んだ内容がスカッとするクライムムービー。不良仲間の4人が、ギャング団とのカード賭博でこさえた50万ポンドの借金のため、隣の部屋の強盗団の計画を盗み聞き。そいつらが強奪した大量の大麻と金を横取りしたはいいが、思いもよらない勘違いと偶然が重なり、別のギャング団や強盗団を巻き込んで大騒動に展開していく。いやぁ、面白い面白い。練りに練られた脚本とテンポの良い演出、予想のつかない展開にぐいぐい引き込まれた。結局、得をしたのは誰で、損をしたのは誰だったのか、狐につままれたようなパラレル的なストーリーを、カッコイイ音楽(ブリティッシュロックというのだろうか。私は音楽はまるで聴かないのでよく分からぬ)とセリフでさらにコミカルにナンセンスに仕上げている。ギャングがたくさん出てくるため、人がバタバタ死ぬが、そこに至る展開がおかしくて死体の山にも笑ってしまう。
 この監督は、ミュージックビデオやコマーシャルフィルムの出身らしいが、なるほどそれっぽいセンスが凝縮されているのであった。

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posted by bambi at 00:55 | LOG #ら-ろ

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