(03/07/08) DEAD OR ALIVE 犯罪者(1999/日本/三池崇史)
(03/06/30) 忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994/日本/監督:深作欣二)
(03/06/27) 突入せよ! 「あさま山荘事件」(2002/日本/監督:原田眞人)
(03/06/11) Dolls(日本/2002/監督:北野武)
(03/05/11) 時計じかけのオレンジ(1971/イギリス/監督:スタンリー・キューブリック)
(02/03/05) 天使が隣で眠る夜(1994/フランス/監督:ジャック・オーディアール)
(02/03/03) ダンジョン&ドラゴン(2000/アメリカ/監督:コートニー・ソロモン)
(02/02/26) ティコ・ムーン(1996/ドイツ=フランス=イタリア/監督:エンキ・ビラル)
(02/02/26) 徳川セックス禁止令 色情大名(1972/日本/監督:鈴木則文)
(02/02/26) チャーリーズ・エンジェル(2000/アメリカ/監督:McG)
(02/02/25) デリカテッセン(1991/フランス/監督:ジャン・ピエール・ジュネ)
(02/02/25) ドラッグストア・カウボーイ(1989/アメリカ/監督・脚本:ガス・バン・サント)
(02/02/25) 天井桟敷のみだらな人々(1999/アメリカ/監督:ジョン・タトゥーロ)
(02/02/20) 徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(監督・牧口雄二/1976)
(02/02/20) 徳川いれずみ師 責め地獄(監督・石井輝男/1969)
(02/02/20) 壇の浦夜枕合戦記(1977/西日本映像)
(02/02/20) 吃七捕物帳一番手柄(1957/松竹)
(02/02/20) ドグラ・マグラ(1988/活人堂シネマ)

2003年07月08日

DEAD OR ALIVE 犯罪者(1999/日本/三池崇史)

 三池崇史監督作品初体験(たぶん)。
 ストーリーはシンプルで、新宿歌舞伎町を仕切るヤクザ組織と、中国残留孤児3世の龍一(竹内力)が率いる新興ギャング、そして正義感の強い刑事・城島(哀川翔)の3つ巴の抗争を描いたバイオレンスアクション。
 うぅ、ヤクザものかー。「人がバタバタ死ぬ映画」が大好きな私だが、ヤクザものは見ない。だって人殺しのシーンが生々しいんだもん。そんな私がコレを見る気になったのは、CSで見たダイノジのライブで、ダイノジの2人が「ラストがとんでもないことになっている映画」として話題にしていたからである。大谷はこの映画を彼女と見たのだが、映画館を出た後、彼女に汚いものでも見るような眼で見られ、ふられてしまったというエピソードがあるらしい。そんな映画、見ないわけにはいかないので、レンタル料オール100円の日に借りてきますた。
 いきなり大音響でハードロックが流れる中、ストリップ、ヤク中、中国マフィア、マシンガン、流血等のシーンが次々とカットバックする冒頭のカッコ良さには思わず引きずり込まれてしまう。その後は、血で血を洗うヤクザ同士の抗争の間に、龍一と弟の愛憎や、城島の家族ドラマなどが展開。そんなシーンに心動かされるのもつかの間、情け容赦なくエログロバイオレンスが炸裂するこの映画のエグさはかなりのもの。とくにスカトロマニアでサディストというヤクザの若頭(石橋蓮司)の変態ぶりは圧巻。
 そして驚愕のラスト。これは私、ダイノジにネタバラシされてしまっていたので衝撃度はそれほどでもなかったが、初見であれば、それまでの重っ苦しいストーリーは一体何だったのかと思考停止に陥ってしまうであろう予想もつかないオチが待っている。げ、元気玉……?! この、稀に見るアホなラスト(笑)は、私が見た映画の中でも「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」と双璧だなぁ。何でこんなことになってしまったのか、小一時間ほど聞いてみたいものだ。
 うーん、竹内力と哀川翔という二大Vシネスターについても語るべきでしょうか。でもこの人たちのことよく知らないんだよなー。Vシネってほとんど見ないし。あ、中国マフィア役の鶴見慎吾のキレっぷりがいい味出てます。その他、脇役豪華。

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2003年06月30日

忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994/日本/監督:深作欣二)

 「忠臣蔵」と「四谷怪談」を融合させた変な映画。もともと、四谷怪談の原作でも民谷伊右衛門(お岩さんの旦那ね)は赤穂浪士という設定なのは知っていたが、読んだことないので原作ではどれだけこの2つの物語がリンクしているのかは知らんが、映画ではどちらもやろうとして結局どっちつかずになってしまった。
 どちらも有名な話なのでストーリーは省く。実際の四谷怪談では貞女のはずのお岩(高岡早紀)が湯女女郎あがりのため、艶っぽいシーンをふんだんに入れられるというのはうまい設定だと思った。この高岡早紀、形の良いおっぱいを惜しげもなく放り出し、例の毒を呑まされて顔がただれるシーンでは髪を振り乱して七転八倒の大暴れという大熱演。それと、お岩さんが殺されるキッカケとなる、民谷伊右衛門(佐藤浩市)に恋慕するお梅(荻野目慶子)が強烈。言語障害で少々おつむが弱いという設定、お付きの石橋蓮司と渡辺えり子ともども白塗りの仮面メイクは、お岩の怨霊などよりよっぽど怖いのだった。
 四谷怪談という日本を代表する怪談を素材にしたわりには、まったく怖くないのもやや期待はずれ。赤穂浪士の討ち入り場面で、お岩の怨念が吹き荒れるのだが、お岩が「カーッ」とサイキックを放つショボイ特撮でむしろ笑えるシーンとなってしまった。
 全般的に、忠臣蔵より四谷怪談サイドのほうが力が入っていると言うか、印象に残る。忠臣蔵サイドのことを言えば、大石内蔵助(津川雅彦)はもっと魅力的な俳優がやって欲しいなぁ。
 何といっても、高岡早紀のおっぱいと荻野目慶子の狂女ぶりは一見の価値あり。それが全てといっても過言ではない。

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2003年06月27日

突入せよ! 「あさま山荘事件」(2002/日本/監督:原田眞人)

 浅間山荘事件で陣頭指揮をとった佐々淳行氏の原作を映画化。故に完全に警察サイドから描かれており、立てこもっている連合赤軍はまったくといっていいほど出てこない。時代背景などにもいっさい触れておらず、連合赤軍がなぜそのような事件を起こしたのか、山荘の内部はどんな状態だったのか、これ見ただけではさっぱりわからないのだった。この描き方には賛否両論あっただろうが、私は成功していると思う。日本人ならこの事件の背景くらい知っていて当然だし、突入後の銃撃戦に至ってもなかなか顔を見せない連合赤軍という演出が不気味でよい。近いうち、連合赤軍サイドを描いた「光の雨」も見てみたいと思う(ちなみに私は、原作どっちも読んでいる連合赤軍ファン)。
 この事件には、東京から派遣された警視庁と地元の長野県警が合同でのぞんだのだが、両者の軋轢といったら、民間人から見るとバカバカしいことこの上ない。どっちがイニシアチブをとるかでもめてる間にもっと建設的なことしろよと言いたくなるが、そんな現場の混乱ぶりがいっそコミカルで迫力がある。まぁ、この人たちも決してヒーローを気取っているわけではなく、あくまで仕事としてやっているわけで、英雄の活躍ではなく働く男たちのリアリティを見るべきだろう。
 佐々淳行を演じた役所広司や官房長官役の藤田まことなど、達者な役者が揃っていて見ごたえあるが、大事件だっただけに登場人物が多く、大混乱の現場描写はセリフがかぶりがちで聞き取りづらく、かなり音が悪いと言わざるを得ない。字幕つけて欲しいくらいである。あと、このタイトルは映画としてはちょっとどうかと思うゾ。直球だけどさ。

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2003年06月11日

Dolls(日本/2002/監督:北野武)

 社長令嬢と結婚するために婚約者の佐和子(菅野美穂)を捨てた松本(西島秀俊)は、式当日に佐和子が自殺を図ったと聞かされる。式を投げ出し病院に駆けつけた松本を待っていたのは、精神の糸が切れ、壊れてしまった佐和子の姿。眼を離すとどこかへ行ってしまう佐和子を松本は赤い腰紐でつなぎ、「繋がり乞食」となった2人は日本の四季のなかをあてもなくさまよい歩く。2人がすれ違う人々のなかには、昔捨てたはずの女(松原智恵子)がずっと自分を待っていたことに戸惑うヤクザの親分(三橋達也)と、事故で顔に大ケガを負い芸能界を引退したアイドル(深田恭子)の心中を思い自ら眼を突いて盲目となってしまったオッカケ青年という2組のカップルの姿があった。
 北野映画の中では賛否両論あった作品のようだが、私は美しい日本の四季の映像と残酷で切ない3組の愛のカタチに圧倒された。愛の狂気ゆえにDollと化した女たちの表情は一様に空ろで、見詰める先に映るものは、愛した男か、それとも自らの内面を満たす愛という名のエゴか。
 どれも圧倒されるほど切ない恋物語ではあるのだけれど、北野武の過分な理想の具現化だよね、これは。実際はもっとしたたかで計算高くて強い女がほとんどだから。でも、ラスト近くに佐和子が一瞬正気を取り戻したかのように見えるシーンがあるのだけれど、もしかたら佐和子はもっと前に、いや最初から正気だったのかもしれないわけで、そう考えるとしたたかな女の業を描き切ってるナァとも思える。まぁ、ヤクザの親分を何十年も待ち続ける女のエピソードを見ると、やっぱり佐和子も狂気と紙一重の純粋な愛を内包した女として描かれたのかな、とも思うけど。
 ところで、佐和子と松本の「繋がり乞食」だが、北野武のエッセイで、浅草修行時代に出会った浮浪者のなかに男女の「繋がり乞食」というのがいた、というのを読んだことがあるのだが、それが元ネタ?

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2003年05月11日

時計じかけのオレンジ(1971/イギリス/監督:スタンリー・キューブリック)

 久々に見ました。
 ってかDVD買っちゃった。基本的に、見ようと思えばレンタル等でいつでも見れるジャンル(映画・ドラマなど)のメディアは手元に置かない主義なのだが、DVDって廉価だしかさばらないし、好きな映画くらいは買っといてもいいかもって気になるね。そういうわけでわざわざ買うほどに好きな映画の一つ。
 暴力とセックス(レイプ)とベートーベンをこよなく愛す無軌道な若者、アレックス。倫理感のかけらもない人間だったが、仲間の裏切りにより逮捕され、政府の方針による「犯罪者を無害な人格に矯正する」治療を受け、暴力と性欲(と第九)に接すると激しい苦痛を感じるようになる。人格改造が成功し釈放された彼を待っていたのは、昔彼が蹂躙した人間による復讐だった。
 アレックスのすさまじいヤリタイホーダイっぷりが描かれる前半は、暴力・レイプシーンがとにかくショッキング。「♪I'm sing in the rain〜♪」と能天気に歌いながら無抵抗な人間を殴る蹴る犯すの図は、ちょっと正視に耐えない残忍さ。しかし、見終わってみると、アレックスが治療を受けて子羊のように従順になる後半よりも、テンポ良くバイオレンスが炸裂する前半のほうが吸引力は強いのであった。暴力はイクナイ! からこそ魅力がある。この映画が好きで、評価している人は変態とかヒネクレ者ではなく、むしろ社会に順応している大多数の小市民であろう。
 そして、この映画を語るには欠かせない、独特のスラングと近未来センス(あくまで70年代風味)はかっこよすぎるゼとしか言いようがない。ああいうサイケなファッションやインテリアは私はちょっと苦手であるが、インパクトは絶大。関係ないけど、70年に開催された大阪万博(Expo'70)のパビリオンってあんな感じだったのか?(行ったことないので想像)
 これまたセンスを感じさせるタイトルは、「時計じかけのオレンジ=機械じかけの有機体」ってことで、ライティ・ライト?

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2002年03月05日

天使が隣で眠る夜(1994/フランス/監督:ジャック・オーディアール)

 人生に疲れを感じはじめた初老のセールスマン・シモンは、若い刑事ミッキーと親しくなるが、ある組織のボスを追っていたミッキーは何者かに銃で撃たれ植物人間になってしまう。警察の捜査にしびれを切らしたシモンは単独で犯人を捜し出そうとする。ミッキーを撃った二人組は、稼いだ金もすぐに賭博でスッてしまうマルクスと、彼に何を言われても何をされても彼と離れようとしないジョニー。典型的な「ダメ男とそれに貢ぐバカな女」といったカップルだが、これが男同士なところがフランス映画? そう、この映画は、妻も仕事もなげうってミッキーを撃った犯人を執拗に捜すシモンといい(何故そこまで?)、そこはかとないゲイテイストがあふれているのだが、エグいカラミなどは出てこないのでそちら方面がダメな人(私だ)も安心。
 前半、時間と空間の切り換わりが分かりづらくてストーリーを追うのに苦労したが、それが交差してくる後半は、だんだんとお互いになくてはならない存在になっていくジョニーとマルクスの描写に引き込まれていった。なんといっても、小犬のようにマルクスを慕う、少し頭の弱い青年・ジョニーを演じるマチュー・カソヴィッツのピュアな演技が心を打つ。この人は最近役者より監督業に力を入れているようである(『アメリ』に出ているけど)。非常にいい役者だと思うのだが、もったいないなぁ。

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2002年03月03日

ダンジョン&ドラゴン(2000/アメリカ/監督:コートニー・ソロモン)

 TRPGの元祖を映画化。これだけでかなり無茶してそうな気配がひしひしと・・・。
 手っ取り早く言って、スターウォーズ+インディ・ジョーンズのファンタジー版。魔法とドラゴンと、ドラゴンを操る杖をめぐる物語。ドラゴンはわんさか出てくるが、タイトルの「ダンジョン」はほとんど出てこないのが難。国を支配しようとする悪の宰相と闘いながらドラゴンを操る杖を捜すパーティは、シーフ+エルフ+ドワーフ+魔法使い(見習い)といったところ。
 ラストのドラゴン大空中戦はそれなりに見ごたえがあるが、その他のCGシーンはいかにもな感じで、いまひとつ実写とのバランスが悪い。登場人物にことごとく魅力が感じられないのも致命的。主人公のシーフ(コソ泥)と冒険をともにする魔法使いの見習いがいちおうヒロインなのだと思うが、まったく可愛くないです。キャスティングをもっと練れば良かったのに。
 ストーリーや世界観は、RPGファンにはありきたりなものに感じられてしまうが、そもそもこの原作が後のRPGの元祖ということであれば納得がいく。そういうわけで、RPGにはおなじみの設定やアイテム(魔法の杖・勇者の剣etc.)のルーツ的な見方をすると楽しめるかもしれない。RPGのキャラが勝手に人んちのタンスや机をあさるのは、この物語の主人公がコソ泥だから?

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2002年02月26日

ティコ・ムーン(1996/ドイツ=フランス=イタリア/監督:エンキ・ビラル)

 舞台は月のどこか。パリを思わせる街並みだが、近未来とレトロな雰囲気が混在する不思議な場所である。ここを支配するマクビー一族には遺伝的な疾患があり、首の部分に現われる青い染みが徐々に広がり、ついには血液まで青くなってしまうという奇病。この病を抑えるためには臓器移植しかなく、唯一の臓器提供者であり20年前から行方不明のティコ・ムーンが生きていることを知ったマグビーは大々的に彼を捜しはじめる。ティコ・ムーンとおぼしき人物は記憶をなくしており、マグビー側に雇われた女殺し屋と行動をともにしているうち、二人は恋におちていくが、次第にマグビーの手が迫ってくる。
 ストーリーがわかりにくいうえ淡々としていて気だるさ満開。しかし、とにかく色彩の印象が強烈で、私はすごく気に入った。女殺し屋の赤いカツラ、マグビー一族から流れる青い血、真っ青なトカゲ。クールだ。じっくり観ればストーリーも頭に入ってはくるのだが、たぶんそんなのはどうでもよくて、これは雰囲気や映像美を楽しむ映画なのだ。すべてを語らねば気がすまないハリウッド映画とは対極にあるので、万人におすすめはできない。
 なぜかテーマ曲をブリジッド・バルドーが歌ってますねぇ。

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2002年02月26日

徳川セックス禁止令 色情大名(1972/日本/監督:鈴木則文)

 監督は、「トラック野郎」「緋牡丹博徒」「塀の中のプレイボール」「びんばりハイスクール」(この原作マンガは好きだった)など、何でも撮ってる鈴木則文。「温泉スッポン芸者」なんてのもありますな。
 内容はもう、バカバカしくてサイコーっす。東映異常性愛路線は期待を裏切りません。徳川の息女・清姫(杉本美樹)を嫁に迎えることになった田舎大名(名和宏)であるが、織田信長ファンで質実剛健を旨とする彼は女嫌いで、30過ぎて未だに童貞。初夜もどうしていいのかわからない。これにアドバイスする重臣、「では、このようになされませ! じぃが太鼓を叩きまする! 一の太鼓をドンと叩きますれば、入れられませ! ニの太鼓をドンと叩きますれば、次は抜かれませ!」。城内にドーンドーンと鳴り響く太鼓の音に合わせて腰を振るバカ殿。もう抱腹絶倒である。
 しかし手荒なセックスにすっかり清姫はへそを曲げてしまい、初夜以降殿を寝所に近づけさせない。あわてた家臣は豪商(渡辺文雄)に頼み、フランス娘(サンドラ・ジュリアン)を練習台としてあてがう。サンドラのテクニックにメロメロになってしまったバカ殿は、清姫とうまくいくどころかすっかり色狂いになってしまい、サンドラを側室に迎えてしまう。そして自分が今まで知らなかったこのような快楽を下々の者が味わうのは許さんとばかりに、「閨房禁止令」を発令してしまった。
 ムチャクチャな禁止令に、町民は「やらせろーー」と叫んで一揆を起こすわ、家臣たちは鼻血を出して仕事にならないわ、城下はおろか城内も大混乱。禁令を破ったとして腰元が乳まるだしで切腹させられるのもスゴイ。こんな状況に心を痛めた清姫は、サンドラに男女の営みについて手ほどきを受ける。忠臣(成瀬正孝)も命を賭けて殿を諌めようと、サンドラを抱いて殿の目の前で切腹を果たし、サンドラも潮漬けの刑で処刑されてしまう。多大な犠牲を払ってやっと目覚めた殿は、ついに閨房禁止令を撤回。その夜、こちらも性に目覚めた清姫と久しぶりにセックスするが、興奮しすぎて腹上死してしまった−−。
 このようにおバカなストーリーの中で、宣教師の娘であるサンドラをいたぶりまくる転びバテレンの渡辺文雄と、信仰心と快楽の間で苦悩するサンドラのハードな人生だけがマジである。ここだけやけに重いエピソードと、バカ殿のご乱行の対比が何とも言えません。その他、新婚ほやほや、いざ初夜というところへ役人に踏み込まれ結局できずじまいの鳳啓助・京唄子カップルとか、町人のチョイ役でいい味出している、奥目の八ちゃんこと岡八郎、故・平参平、何しに出てきたのかよくわからない好色の素浪人・山城新伍など、随所で笑えるキャスティングも見どころ(東映異常性愛路線ではおなじみ、大泉彬・由利徹ももちろん出てます)。ラストもマジなのか確信犯なのか判断に苦しむ爆笑もんの字幕で締めくくられ、お腹いっぱいです。
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 東映異常性愛路線ってビデオになっているものはあまりないのではないだろうか?(少なくとも、私の通っているビデオ屋にはこれくらいしか見かけない) こんな面白い映画がせっかくビデオになってんだから、観ないと損ですぜ、ダンナ。

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2002年02月26日

チャーリーズ・エンジェル(2000/アメリカ/監督:McG)

 キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー主演の大ヒット映画。とくに私の好きな路線の映画でもないんだけれども、アリー・myラブでもアクの強い役を演じているルーシー・リューが見たかったのだ。
 とにかく何も考えずに見て楽しめる娯楽作。エンジェルの3人もキュートだし、アクションもコスプレ(笑)も派手で、いやー楽しい。
 日本人(の一部)ならこれ見て、キューティーハニーとかキャッツアイを思い出すんじゃないだろうか。ああいうマンガチックなテイストをそのまんま実写化してしまうハリウッドはスゴイなぁ。
 エンジェルの3人に、それぞれ得意な変わった武器とか持たせたらいいんじゃないだろうか(それじゃスケバン刑事だ)。

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2002年02月25日

デリカテッセン(1991/フランス/監督:ジャン・ピエール・ジュネ)

 「アメリ」「エイリアン4」などのジャン・ピエール・ジュネ監督のカルトムービー。むー、これはSFなんでしょうか? といってもSFくさい演出は皆無なのだが、どうやら最終戦争かなにかで人類はめっきり減り、食料も事欠く世界で、人肉を売っている肉屋が舞台という奇妙な設定。ここに食料にされるとも知らずに住み込みで働くことになった男と、その男と恋に落ちる肉屋の娘、菜食主義の地底人などが入り乱れるドタバタブラックコメディ(?)。とにかく中盤からラストにかけての怒涛のような展開が圧巻。ベッドのきしみ、チェロとノコギリの合奏など、全編を包み込むさまざまなノイズと、セピア調の暗い画面があいまって、何とも言えぬ奇妙な世界観を作り上げている。ただ流して観るだけではよくわからない魅力がありそうだ、と思わせる映画。

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2002年02月25日

ドラッグストア・カウボーイ(1989/アメリカ/監督・脚本:ガス・バン・サント)

 「マイ・プライベート・アイダホ」(1991/アメリカ/出演:リバー・フェニックス、キアヌ・リーブス)のガス・バン・サント監督・脚本。この監督特有の、ちょっと暗い透明感、クールな雰囲気が私は好きだ。
 マット・ディロン演じるドラッグジャンキーの青年と仲間たちは、ドラッグ強盗を繰り返し、麻薬に溺れる生活を送っていたが、とある事件をキッカケに、青年はそんな生活から足を洗うことを決意。しかし、皮肉な結末が待っていた……。
 ドラッグ漬けの無軌道な若者の生活を描いているわりには、驚いたことにセックス描写もこれといった暴力シーンもなし。ほろ苦い青春映画といった趣きである。個人的にマット・ディロンはあまり好きじゃないんだけど、この作品では男らしくナイーブな青年を演じていて、とにかくめちゃめちゃカッコイイ。妻役のケリル・リンチ、もう一人の仲間の女の子ともに、脇を固める女優陣もなかなか魅力的である。

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2002年02月25日

天井桟敷のみだらな人々(1999/アメリカ/監督:ジョン・タトゥーロ)

 20世紀初頭のニューヨークを舞台に、とある劇団の人間模様を描いた群衆コメディ。関東ではちょっと前に深夜に流れたんだけど、うっかり見逃してしまい悔しかったので借りてきてみた。
 しかしこれ、難しい……というか、一般向けではない。登場人物はみな舞台劇な人々のためセリフも平易じゃないし、ストーリーも詰め込みすぎて一部訳わかんないッス。役者はみな力量のある実力派を揃えたという感じはするので(よく知らないけど)、いわゆる玄人受けする映画というやつなのかも。履歴書に「趣味:映画鑑賞」と書く程度の人が暇つぶしに観ても狐につままれた感が残るのではないか。ホモの批評家(クリストファー・ウォーケン)や、座付きの劇作家を抱え込もうとする他の劇団の大女優(スーザン・サランドン)はいい味していて笑えるシーンもあり。あと、OPとEDの雰囲気が良く、内容をもう少しスッキリさせてくれたら好みの映画だったかもしれないのになぁ。
 どうも、「恋におちたシェイクスピア」と比較して語られることが多い作品のようなのだが、偶然にも恋におちた〜も同時に借りてきている私(「真夏の夜の夢」を観たばかりなもんで何となく)。似たような傾向の映画を2本続けて観るのも何なので、間に何か挟もう。

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2002年02月20日

徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(監督・牧口雄二/1976)

▼新文芸坐オールナイトプログラム「激レア!蔵出し!福袋(3)東映カルトBIG2 石井輝男VS牧口雄二」にて(2001/10/20)

 たいへんな内容であることを容易に予感させるタイトルである。う、牛裂きかよ! そしてタイトルバックは、この手のグロ映画にはおなじみ、本編とは関係ない戦争の実写スチールや処刑映像なのだった。
 最初に断っておくと、これはなんの脈絡もない2編の物語が1つのタイトルに収まっているという、へんな構成の映画。いったいどっちがやりたかったのか。いや、どっちもやりたかったんだとは思うが。個人的には、今回見た4本の中でもエグさはこれが一番だった。
 前編はキリシタン弾圧がテーマの陰鬱な内容。処刑を監督する奉行がとにかく残虐非道なのだ。毎日毎日、残虐な刑を執行しているくせにそれすらも飽きてしまい、部下に「もっとおもしろい拷問はないのかい」などと言い放ち、精力増強(?)のために生きたイモリをバリバリ食らう。不快度メーターも振り切れるほど嫌なおっさんだ。
 そしていろいろと新しい拷問・処刑が披露されるのだが、生きたまま蒸し焼き(信楽焼の狸に詰め込まれている)、人間バーベキュー、蛇責めなどはまだ正視に耐えられる。目をそむけたくなるのが、足をハンマーで叩き潰すシーンだ。極悪奉行はそれを見て「キリシタンでも血は赤いのう」、そしてめりめりと骨を引っこ抜き、「じゃが、骨は白い」。うぎゃぁ、悪趣味にもほどがあるぞ。画面もグロいが、私もグロッキーだ。
 隠れキリシタンの娘と、自分の部下が互いに愛しあっていることを知り、わざと処刑から助けだして自分の側室とし、毎晩ねちねちと責め苛む奉行。恋人の部下を寝室の側に仕えさせ、わざと娘の悲鳴を聞かせるあたり、どこまでもサディスティックなオヤジである。
 思い余ってふたりは手に手をとり合い逃げ出すが、やっぱり捕まってしまい、娘は牛裂きの刑にかけられることに。戸板に四肢を固定され、両足をそれぞれ逆方向に牛に引かれて股から裂けてゆくというものだが、娘の身体がびくびくと痙攣し、血と臓物がドロドロと流れ出す瞬間はスローモーションで見せられる。狂喜乱舞する奉行。ここまで鬼畜なことばかりしておいて、ラストは「この後、邪宗取り締まりの巧により、大名に取り立てられた」という救われないオチ。何ともブルーな気分にさせてくれるね。
 そして、唐突に前編とはなんの関係もない後編が始まる。こちらは故・川谷拓三主演のロードムービー。エグさでは前編に負けておらず、観終わった直後は嫌〜な気分になるが、不思議と後からしみじみとあたたかいものが湧き上がってくる名作。これもやはり拓ボンの名演技の賜物であろう。
 支払いをばっくれて女郎屋で豪遊するつもりが、結局ばれて下働きとして働くことになった男(拓ボン)。しかし恋人の女郎を足抜けさせようとして捕まった男への見せしめとして、その男の性器を切り落とさせられ、つくづく嫌になった拓ボン、惚れた女郎を死体桶に隠して店から逃げ出す。その後はケンカをしつつも詐欺や美人局をしながらあてもなく暮らしてゆくのだが、ひょんなことから人を殺してしまい捕まってしまう二人。水責め、石抱き、乳首をひねり千切られるなどの拷問を受けるが、「わし一人でやったんや〜」と惚れた女をかばう拓ボンの男意気にはちょっと感動すら覚える。
 結局、二人とも鋸引きの刑が言い渡され、「アンタと二人で良かった」なんてちょっといいシーンがあるのもつかの間、土壇場で女はもとの女郎屋に戻され、拓ボン一人になってしまう。鋸引きの刑とは、町中で首枷に拘束されホッタラカシにされ、道行く人が自由に竹の鋸で罪人の首をギコギコやってよしという形式的なものだが、やっぱり生きてる人間の首を切れない竹鋸でゴリゴリしようなどという物好きはいないもので、ふつうはしばらく見世物にされたあと磔にかけられるものらしい。しかしそこへ、ちょっと頭のおかしい酔っぱらい(これはたぶん拓ボンに一物を切り落とされた元女郎屋の男)が通りかかったからたまらない。「切っれたらいいな〜♪」と能天気な歌を口ずさみつつ、竹鋸でギッコギッコやりだす。飛び散る肉片、血がびしゃびしゃ。
 ラストは、元の女郎暮らしに戻った女に、あの世から「ワシの分まで精一杯生きてや」と拓ボンの声が。あぁ、なんかちょっと、泣けた(笑)。

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2002年02月20日

徳川いれずみ師 責め地獄(監督・石井輝男/1969)

▼新文芸坐オールナイトプログラム「激レア!蔵出し!福袋(3)東映カルトBIG2 石井輝男VS牧口雄二」にて(2001/10/20)

 日本映画史に(ある意味)燦然と輝く「東映異常性愛路線」の中でも、代表作といわれているのがこれである。
 オープニングからいきなり激エグ。江戸時代の残虐処刑シーン(鋸引き・磔)という、本編とは何の関係もないグロい映像がタイトルバックに使われているのだ。
 物語の冒頭はいきなり女郎(片山由美子)の墓あばきのシーンから。死体の腹を引き裂いて取り出したのは鍵。なぜかこの女郎、貞操帯(!)をかけられていて、「これでやっと女に戻れる……」とつぶやき、鍵を鍵穴に差し込んで開けようとするも途中で鍵がぽっきり折れてしまう。「どうすればいいの?!」。……冒頭5分間で、館内はすでに失笑・苦笑・爆笑の渦である。
 この女郎、借金のカタに女郎屋に売られた可哀想な身の上なのだが、その女郎屋というのが、いれずみを施された女たちが日夜責め苛まれているというマニアックな店。ここで片山由美子はレズ女将の相手をさせられるわ、下働きの男に犯されそうになるわ、それが見つかり嫉妬に狂った女将に貞操帯をかけられるわ、これ以上はないというくらい悲惨な目にあう。店の男が女郎に手をつけるのはご法度であり、下働きの男とその妹(何の罪もないのに……)は残虐な折檻を受ける。逆さに吊るされ責められた挙句、目をつぶされてしまう妹。逆上した男は片山由美子の貞操帯の鍵を飲み込み、結局女将に責め殺されてしまうのだが、これが冒頭の墓あばきのシーンにつながるわけである。……が、あっさり墓あばきは見つかってしまい、その罪で片山由美子は海上火あぶりの刑に。えっ、片山由美子が主人公なんじゃないの?? 早くも中盤で死んじゃったんですけど……。
 ここから先は、女郎にいれずみを施していたいれずみ師を中心に物語はすすむ。なんというか、この映画、いろいろなストーリーが錯綜していてとても整然とストーリーを語ることなどできないのである。とりあえずキーワードとしては、御前いれずみガチンコ勝負、暗闇で光る無気味かつ笑えるいれずみ、復讐に燃えるいれずみ師が敵である外人の娘をさらって無理やりいれずみ、最後は炎上する屋敷で突然心を入れ換えて外人娘に詫びるいれずみ師……。何だかよく分からないと思うが、とにかくそういう映画なのだ。
 全体的な印象としては、Vシネマにあってもおかしくはないようなテイストなのだが、Vシネマと違うのはものすごく金がかかっている点。いれずみ女郎の緊縛ショーを上からも下からも眺めることができるガラス張りの責め部屋、迷路のような廊下、変わった形の小部屋が点在する女郎屋のセット。そして非常に印象的なのが、アジアのどこかの町並みを彷彿とさせる迷路のような長崎の町である。ふたりの女郎が追っ手から逃げ惑う、混沌とした長崎の町並みは、なぜかもう一度見てみたいと思うほど魅力的に映った。
 ラストは、女郎屋の鬼畜女将が捕まり、竹裂きの刑で身体をまっぷたつに裂かれるというこれまた血みどろ極グロシーンが待っている。こちらも、機会があれば一度観といて損はないよ。話のタネとしても一級品だし(笑)。

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posted by bambi at 10:29 | LOG #た-と

2002年02月20日

壇の浦夜枕合戦記(1977/西日本映像)

▼新文芸坐オールナイトプログラム「トンデモ時代劇映画」にて(2001/11/10)

 あれっ、これ日活じゃないの? 西日本映像て何だ。
 壇の浦の合戦で追いつめられた平氏一門は、安徳天皇とその母、建礼門院や女官・腰元たちが次々と船から海へと身を投げるも、源氏方の義経に救い上げられる。そのまま陣地に幽閉され、人買いに売られたり、源氏の武将たちに次々と手込めにされる平氏の女たち。ここらへん、かなりえぐい陵辱シーンもあります。
 なんといっても源義経役の風間杜夫の怪演が見もの。上映前に行われたトークショーでの唐沢俊一氏によると、当初は地井武男に決まっていたらしいが、スケジュールの都合で風間杜夫が演じることになったらしい。この人、昔からあまり仕事選ばないのか。なにを思ってこういう役作りをしたものか、妙な動き、ときどき発するカン高い雄叫び。義経のイメージががらがらと崩れていくなぁ。といっても義経についてそれほど知ってるわけじゃないけどさ。
 女好きの義経は、美しい建礼門院にぞっこんになってしまい、口では「私が誠心誠意お慰めいたします」とか言っておきながら、お目当てはその肉体。うまいこと取り入ってセックスに持ち込むわけだが、深層のお育ちであらせられる建礼門院ときたら、ほとんど処女と変わらないくらい何も知らないのだ。子ども(安徳天皇)も産んでるくせにこのカマトトぶり・・・。しかし、実際、帝などという身分のお方はつまらないセックスをしていたのかもしれない。
 義経にディープキスされたり、いろんなとこ舐められるたびに「わたくしは今までこのようなことをされたことがありません!」と泣く建礼門院。そんな女院に義経がいろいろ教えてあげちゃうわけである。「腰をお浮かせください。お沈めください。・・・腰をお廻しください」。あくまでも口調はこの調子なのが笑えるんですけど。
 義経のおかげ(?)で、未知の快楽に目覚めてしまった建礼門院はラストに叫ぶ。「わたくしは知りませんでした。これが本当の○○○○なのですねー!!」。おいおい、そんな言葉は知ってるのかよー(^^;)

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posted by bambi at 10:20 | LOG #た-と

2002年02月20日

吃七捕物帳一番手柄(1957/松竹)

▼新文芸坐オールナイトプログラム「トンデモ時代劇映画」にて(2001/11/10)

 1957年……。白黒です(^^;)。主人公は吃音癖の美形というよくわからないキャラ。なぜ吃り?
 現代の概念ではミュージカルな時代劇ってちょっと意表を突かれるのだが(私は時代劇についてはまったくくわしくないので、そうでもなかったらスマヌ)、昔はそれこそ全編オペレッタ的なものもあったりと、けっこうポピュラーなジャンルだったらしい。この映画も中途半端なミュージカル仕立てがマヌケで腰が砕けるというか、肩の力を抜いて楽しめる。しかし……いちばん眠い時間帯にさしかかったということもあり、私ときたらかなり寝てしまってほとんどストーリーが分からなかった。ウッスラ覚醒するたびに、場内では笑いが起こっていたので、かなり面白かったのであろう。こんなの永久にテレビじゃやらないだろうし(主役が吃りだしなぁ……)、ちゃんと観とけばヨカッタ。

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posted by bambi at 10:17 | LOG #た-と

2002年02月20日

ドグラ・マグラ(1988/活人堂シネマ)

▼新文芸坐オールナイトプログラム「夢野久作 カルト大全」(2001/6/30)にて

 恥ずかしながら原作は未読。10代のころ途中まで読んで挫折したまま、今日まで来てしまった。そういうわけで原作自体もよくわからないのだが、原作を読まないまま映画を見るともっとよくわからない。どこまでが現実で記憶で妄想なのか……。って、原作もそうなんだろうけど。でも、これを映画化するパワーはスゴイね。難解かつ不思議な映画。

 休憩中、ロビーで手当たり次第女性客に解説をぶっている妙なちっこいおっさんを見かける。オールナイトって、絶対いるのか、こういう人。
 次の休憩中。さっきのちっこいおっさん、また別の女性客をつかまえている。しかし、さいぜんから、どうも客の反応が一般的な電波系のかたに対するそれではないのが気になる。もしかして有名な人なのか。
 なぜか自らそのおっさんに話しかけたりする人もいて、ますます素性が気になっていたところ、もれきいた会話で謎がとけた。なんとこの人、ドグラ・マグラの出演者らしい。開放治療場のシーンで、日本兵のカッコで演説している精神病患者役の、いか八郎さんその人であった。たこ八郎と何か関係があるのかどうかは知らない。

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posted by bambi at 10:08 | LOG #た-と

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