2005年11月08日

ぼくのバラ色の人生(1997/ベルギー=仏=英/監督:アラン・ベルリネール)


郊外の住宅地に引っ越してきた平凡な家族。だが末っ子のリュドヴィック(ジョルジュ・デュ・フレネ)は、男の子でありながらドレスや人形遊びが大好き。なにかのまちがいで男に生まれてしまったが、将来は女の子になって好きな男の子と結婚したいと思っている。
自分は本当は女の子だと信じているリュドが起こす行動の数々は、地域や学校に波紋を呼び、やがて家族も白い目で見られるように…。

うーん、難しいね。
この映画では、リュド役の少年がきゃしゃで愛らしくて、本当にドレスが似合うような子なので、男の子らしさを強要する周囲の大人に苛立ちを覚えたりするけれど、これがごつくてブサイクな男の子だったらどうだろう。
まぁ、実際にはそういうキャスティングをしなかったことで、重いテーマとファンタジックなシーンのバランスがとれ、観やすい映画になってはいるけれど。

自分の周囲、または家族に、マイノリティが存在したら、個を尊重することができるだろうか。正直なところ、この家族のように時間はかかるかもしれないと思う。
あるいは自分がマイノリティだったら。自分を殺して周囲に溶け込もうとするのか、ありのままの自分をつらぬこうと思うのか。
死ぬ直前、より自分らしい人生だったと思えるほうを選びたいけれど、そういうふうに生きやすい社会を構成する一員でもありたいものだ。

不器用で一途な少年の今後は、決してバラ色なだけではないだろうけれど、そう不幸な人生でもないと思いたい。

評価:★★★☆☆

ぼくのバラ色の人生
B00005FBRKジョルジュ・デュ・フレネ ジャン=フィリップ・エコフェ ミシェール・ラロック

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おすすめ平均 star
star全ての少数者差別を告発する名作
starとかくリベラルなイメージのフランスですが・・
star見苦しいほど泣きました

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posted by bambi at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(1) | LOG #は-ほ
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Excerpt: ぼくのバラ色の人生日活このアイテムの詳細を見る [ストーリー] 7歳の男の子リュドヴィックことリュドの夢は女の子になること。 スカートをはいてお人形さんで遊び、いつか好きな男の子と結婚するのだ。そんな..
Weblog: チョコレイトをパキッとわった音
Tracked: 2005-12-06 14:51
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