2005年08月11日

青春の殺人者(1976/日本/監督:長谷川和彦)

恋人との交際を反対され、はずみで両親を殺してしまった斉木順 (水谷豊)。恋人のケイコ(原田美枝子)とともに、両親の死体を海に沈め、逃避行を図るが……。

実在の事件をモチーフにしているそうで、とにかく重い。血のりもけっこうすごいことになっているし。
この監督は今までに2本しかメガホンを取っていない超寡作の人。「太陽を盗んだ男」はまったく古さを感じさせないかっこええ映画だったのに、こちらはどうも好みにあわなかった。全体的に、セリフや言い回しが芝居がかっていて古臭い。

父親(内田良平)を刺殺したことが発覚してからの水谷豊と母親(市原悦子)のやりとりなんか、大仰なセリフと演技により、凄絶を通り越してコントのようだ。
「淫乱におぼれて、蛇に身体をぐるぐるまきにされて……!」。すいませんこのセリフ笑ってしまいました。
こんなセリフを市原悦子が言うから迫力があるわけで、母親というより女をむき出しにして息子の恋人に嫉妬する悦ちゃんのエキセントリックぶりはスゴイ。怖いぃ。夢に見そう。

原田美枝子も美しいおっぱいを惜しげもなく放りだし、頑張ってはいるが、耳触りな声でやたらギャーギャーとうるさい。難聴という役のせいかもしれないが、この人声がよくないのであんまり大声でわめかないでほしいよ。疲れる女だ。

両親に与えられたものを享受するだけの主人公、独善的で頑迷な父親、息子を支配しようとする母親、バカな恋人。誰一人として共感できる登場人物がいない映画でした。
もっと若いころに観ていたら評価は違ったかもしれないなぁ。

【★★★☆☆】

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posted by bambi at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | LOG #さ-そ
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