2005年05月29日

プリンス&プリンセス(1999/フランス/監督:ミッシェル・オスロ)

キリクと魔女」のミッシェル・オスロ監督によるオムニバス影絵アニメーション。

想像力豊かな少年と少女、そして魔法使いのような映写技師の3人が、異なる国と時代を舞台にした6つのストーリーを紡ぎ出す。

影絵とはいえ表現が豊かで繊細で、単調さは皆無。光と影が織り成す美しいコントラストに魅了される。
6つのストーリーも、どこかで聞いたような普遍性とオスロ監督のオリジナリティが融合し、まったく新鮮で入り込みやすく、何度観ても飽きないものとなっている。

私は6つのストーリーの中でも、「プリンス&プリンセス」というタイトルからするとやや異色な「泥棒と老婆」「魔女」が好き。
「泥棒と老婆」の舞台は日本。オスロ監督は北斎版画に多大な影響を受けたと言っているが、独自の浮世絵的表現がとても美しい仕上がり。
影絵と浮世絵はその表現方法からしてなじみやすいのだろう。

これは翻訳がいいのかもしれないが、オスロ監督作品は何気ないセリフもとても良いんだなぁ。
また、「キリクと魔女」からもうかがえる、オスロ監督の一貫した女性像がこの作品からも感じられるが、これがフランス人の感覚なのだろうか。ただ“強い女性”を描いただけの映画からは感じたことのない女性賛歌が心地よい。

【★★★★☆】

B000641946プリンス & プリンセス
ミッシェル・オスロ

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posted by bambi at 15:05 | Comment(0) | TrackBack(1) | LOG #は-ほ
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プリンス&プリンセス
Excerpt: この間、レンタルビデオやさんでみつけてしまった! ものすごくラブリーな、フランスの影絵アニメーション! 6組のプリンスとプリンセスの6つのお話たち。 お話はおもに童話をアレンジしたタイプ。..
Weblog: puppet anmator::::::::::utako
Tracked: 2005-05-31 20:26
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