そのころ、若い女性ばかり狙った異常殺人が連続して起きており、ついにFBIは犯人を追い詰めるが、持病の分裂病の発作で昏睡状態となっていた。そのときすでに新たな被害者が犯人によって監禁されており、自動装置による溺死まであとわずか。
キャサリンはFBI捜査官から犯人の脳に入り込んで被害者の監禁場所を特定することを要請され、意を決して犯人の精神世界にアクセスするが、想像を絶する異常な世界についには自分を見失う……。
精神融合といえばスタートレックではおなじみのパターンなので目新しさは感じなかったが(バルカン人はこれを自力でやってる)、異常殺人者の脳内パラダイスが強烈。鮮やかでグロテスクで神秘的で、どこまでもダークな精神世界。人間の精神の深淵がこんなにリアリティを持ったものとは思えないが、あの精神融合装置は何だかよくわからないあいまいな心象風景を、人間が認知可能なレベルにヴィジュアライズするものと考えれば良いのかもしれない(すごい技術だ)。
ヴィジュアル重視で意味のないシーンもあるが、観客を置いてきぼりにしないギリギリのシュールさで構築されており、よく計算された世界観だと思う。
FBI捜査官、異常殺人者のプロファイリングとくれば、どうしても「羊たちの沈黙」の亜流に見えてしまうが、あくまでもこちらは精神世界のヴィジュアルをメインに据えているので、あまり深く考えず映像美(と、J・ロペスのコスプレ)を堪能するべきか。
よくわからなかったのは、犯人が死体を漂白したりアルビノの犬を飼っていたり、“白”にこだわっている点。てっきり何かあるものと思っていたが、そのわりに精神世界はカラフルだし、最後までその解釈はなかったような。誰か教えて下さい。
【★★★☆☆】
![]() | ザ・セル ジェニファー・ロペス ヴィンス・ヴォーン ヴィンセント・ドノフリオ ターセム ジェネオン エンタテインメント 2002-08-23 売り上げランキング : 15,454 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |



この映画は、犯人の異常な精神世界以上に、キャサリンの精神世界が「なんじゃこりゃ」な印象でした(笑)。
これからもよろしくお願いします。
あれだけのヒップラインだったら無理もないか(゚Д゚)
確かに「白」へのこだわりの解釈は
なかったでいね。
全てがシュールでした。
訂正
× なかったでいね
○ なかったですね
すみませんでした。