2002年12月11日

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999/独=米=仏=キューバ/監督:ウルリッヒ・フェルスベルク)

 これ、前知識ナシで観ると、キューバ音楽の合間にジィさんたちがそれぞれ生い立ちを語るというシークエンスがえんえんと続き、いったい何の映画だかさっぱりわからない。頭の中に「???」が飛び交う前半は、妙に心地良いキューバ音楽とジィさまがたの淡々とした語り口があいまって眠気を誘われたが、BGVがわりに観てたらだんだんと趣旨が判明。これは、キューバ音楽に魅せられたミュージシャンが、忘れ去られていた伝説のキューバミュージシャンを集めてレコーディングやライブを敢行、世界的に絶賛された一大プロジェクトのドキュメンタリーなのである。
 私はそもそも音楽全般に興味がないというプチ欠陥人間なので、キューバ音楽なんて言われても雲をつかむような次第なのだが、知識はなくともノリのよいラテンジャズは耳に心地よい。もはや伝説と化している(らしい)ミュージシャンたちは、当然のごとく棺桶に片足突っ込んだようなジィさまたちばかりなのだが、実に楽しそうに演奏する姿はちょっとカッコいいです。なんつーか、渋いッス。
 ラスト、カーネギーホールで観客の大喝采を受けるジィさまがたには、ちょっとどころか、かなーりシビれちゃったりなんかして。この先もそうそうキューバ音楽なんて聴く機会はないと思うが、まぶしい太陽の光のような音楽だと感じた。

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posted by bambi at 01:01 | LOG #は-ほ
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