2003年06月30日

忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994/日本/監督:深作欣二)

 「忠臣蔵」と「四谷怪談」を融合させた変な映画。もともと、四谷怪談の原作でも民谷伊右衛門(お岩さんの旦那ね)は赤穂浪士という設定なのは知っていたが、読んだことないので原作ではどれだけこの2つの物語がリンクしているのかは知らんが、映画ではどちらもやろうとして結局どっちつかずになってしまった。
 どちらも有名な話なのでストーリーは省く。実際の四谷怪談では貞女のはずのお岩(高岡早紀)が湯女女郎あがりのため、艶っぽいシーンをふんだんに入れられるというのはうまい設定だと思った。この高岡早紀、形の良いおっぱいを惜しげもなく放り出し、例の毒を呑まされて顔がただれるシーンでは髪を振り乱して七転八倒の大暴れという大熱演。それと、お岩さんが殺されるキッカケとなる、民谷伊右衛門(佐藤浩市)に恋慕するお梅(荻野目慶子)が強烈。言語障害で少々おつむが弱いという設定、お付きの石橋蓮司と渡辺えり子ともども白塗りの仮面メイクは、お岩の怨霊などよりよっぽど怖いのだった。
 四谷怪談という日本を代表する怪談を素材にしたわりには、まったく怖くないのもやや期待はずれ。赤穂浪士の討ち入り場面で、お岩の怨念が吹き荒れるのだが、お岩が「カーッ」とサイキックを放つショボイ特撮でむしろ笑えるシーンとなってしまった。
 全般的に、忠臣蔵より四谷怪談サイドのほうが力が入っていると言うか、印象に残る。忠臣蔵サイドのことを言えば、大石内蔵助(津川雅彦)はもっと魅力的な俳優がやって欲しいなぁ。
 何といっても、高岡早紀のおっぱいと荻野目慶子の狂女ぶりは一見の価値あり。それが全てといっても過言ではない。

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posted by bambi at 22:47 | LOG #た-と
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