2003年06月29日

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/アメリカ=西ドイツ/監督:ジム・ジャームッシュ)

 故郷(ハンガリー)を忘れ、ニューヨークでひたすらアメリカ人として生きているウィリーの許に、いとこのエヴァが転がりこんでくる。最初は迷惑がっているウィリーだが、1週間後にエヴァがクリーブランドの叔母のところに発つころには、少し寂しい思いをするのだった。
 1年後、競馬とカードで大金を手に入れたウィリーは、親友のエディと共にクリーブランドの叔母の家にエヴァを訪ねる。エヴァは雪に閉ざされた町の刺激のない生活に退屈していた。思い立って、エヴァを連れ3人でフロリダにバカンスに行くことに。
 評価の高い作品らしいが、私にはサッパリ良さが分からなかった。これといって何も起こらない、ただ日常を切り取っただけの映画。ストーリーが淡々としているのはいいんだけど、モノクロ、全編ワンシーンワンカット、シーンのつなぎには黒いブランク画面が入るなど、この映画の評価を高めているちょっと変わった手法がことごとく私の好みに合わなかった。派手なハリウッド映画に毒されすぎてますか? 登場人物にもまったく感情移入できなかったしね。とくにエヴァがわがままでいやだよう。
 そうか、この監督は「ミステリー・トレイン」「ナイト・オン・ザ・プラネット」の人か。等身大でまったくエキセントリックなところがない、ありふれた人々のありふれた日常をちょっと小粋な映画に仕立てあげる人か。それがストライクな人もいるだろうが、わざわざ映画で見たいか、そういうの?

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posted by bambi at 01:40 | LOG #さ-そ
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