2002年11月21日

CUBE(1997/カナダ/監督:ビンチェンゾ・ナタリ)

 大作と言われるハリポタにげんなりした後だけに、低予算で第一級のエンタテイメント性をもつこの映画にはシビレた。巨大な立方体の内部、細かく仕切られたいくつもの立方体の部屋という舞台同様、無駄なものを削ぎ落としたシンプルかつ不条理な展開に目が離せない。閉塞した空間で、次第にエゴをむき出しにしていくグロテスクな人間像には純粋に恐怖を感じる。ラストが少々哲学的というか精神的なのが惜しい。徹底的に無機質でシステマチックな雰囲気を通したほうが良かったように思う。
 どうでもいいけど、巨大な立方体というとついスタートレックのボーグキューブ(敵対種族の宇宙艦)を連想してしまうなぁ。あまりに整然としていて効率的なモノに対し、人間は本質的に恐怖を覚えるのだろうか。

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posted by bambi at 23:58 | LOG #か-こ
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