【Q-AXシネマ@渋谷】
1968年の東欧チェコ・スロバキアで盛り上がった自由化・民主化運動“プラハの春”を背景に、青春を謳歌する若者たちの恋愛模様をレトロでポップに綴ったミュージカル・コメディ。1968年夏のチェコ・スロバキア。人々は“プラハの春”を満喫、街には明るくのどかな雰囲気が漂っていた。高校卒業を目前に控えたテレザ(ズザナ・ノリソヴァー)、ブギナ(アルジュヴェタ・スタンコヴァー)、ユルチャ(ルボシュ・コステルニー)の3人は、燃えるような甘い恋を夢みて胸を熱くしていた。一方、若い兵士シモン(ヤン・レーヴァイ)、ボブ(ヤロミール・ノセク)、エマン(ルボシュ・コステルニー)の3人は、アメリカ亡命を夢みて軍を脱走する。やがて彼らはそれぞれに恋に落ち、一夜を共に迎えるが…。
カラフルでレトロなファッションやセットに彩られたチェコ産青春ミュージカル。いいですねぇ。私の趣味のど真ん中にきましたです。
社会派作品の重厚さを、ポップで軽やかなセンスで覆ったチェコ映画といえば、すぐにひなぎく(1966/チェコスロバキア/監督:ヴェラ・ヒティロヴァー)を思い出したのだが、それもそのはず、監督のフィリプ・レンチは映画学校時代にヒティロヴァーに教えを受けているとのこと。(チェコ映画界、意外と層が厚い!)
ひなぎくほど過激でもアヴァンギャルドでもないけれど、そのぶん誰もが楽しめる現代的なエンターテイメント作品となった。
チェコ・スロバキアがまだ社会主義国だったころの時代設定だが、そんな背景は言われなければわからないほど、人びとは明るく陽気に暮らしている。
“プラハの春”とシンクロしているかのような高校卒業前の自由なひとときを、ロストバージンの経験に身を焦がす3人の女の子がとにかくカワイイ。
主役のテレザは正統派東欧美人で、何を着てもすっごく似合う。ゴージャス系の美人なのに、親しみやすくはつらつとして魅力的なヒロインだ。
確信犯的にチープな幾何学的デザインのセットで繰り広げられるミュージカルシーンもセンスが良く、とても楽しい。
ダンスも楽曲もレトロな雰囲気に作りこまれているのだが、これが全体のもっさりオシャレな雰囲気作りに一役買っていて、新鮮なインパクトを受ける。
劇場で売ってたサントラCD、珍しくこれは欲しいナァと思ってしまった。
あ、ウチCDプレイヤーないΣ (゚Д゚;)
評価:★★★★★

じぶんはサントラ買いましたw 歌は実際俳優さんが歌っているそうです。
かなりツボに入り、すごく気に入った作品です。
たまにこういう作品に出会えると、あぁ映画ファンで良かったなぁと。
この映画、私も本年のベストに入りそうな勢いで気に入りました。
むしょうにもう1度観たいので、サントラ買いがてら、また行こうかなぁと。
シモン役の男優、めっちゃ歌うまいですね(・∀・)
とってもラブリーな映画でしたねー。
ビジュアル、音楽、物語ともに楽しめました。
もう1度観たいと思ってるんですが、レイトでなかなか予定が立てづらく…
公開期間が伸びるといいんですが。