2006年04月21日

トカゲ女(2004/タイ/監督:マノップ・ウドムデート)


tokage.jpgバンコクに住む女流人気作家のクワン(ルンラウィー・バリジンダークン)は、ヤモリの悪霊を題材にしたホラー小説を発表、キャンペーンのために訪れたチェンマイで民芸品の小さな箱を購入する。その直後から、彼女は巨大なヤモリの幻覚に悩まされるようになる。やがて、彼女の周囲で奇怪な事件が続き、ついにはヤモリの悪霊に憑依されたクワンがおぞましい“トカゲ女”に変貌してしまう。彼女の恋人で医師のウィトゥーン(ピート・トーンジュア)は彼女を救おうと奔走するが…。

ううむ…。
本編中でもトカゲとヤモリがごっちゃになっているが、意図的なんだろうね。トルネード・フィルムだもんね。
ヤモリの悪霊の呪いで、なんで“トカゲ女”になるんだよ…。
そもそもトカゲ/ヤモリ/イモリあたりになると、見分けがつかない人が多いのだろうか?
今でこそ洗練されたシティ派の私だが(・∀・)、子どものころは野生児だったので一目瞭然。騙されないゾー。

たぶん、トカゲって壁や天井を這わないので、ビジュアル上の都合でヤモリにせざるを得ず、でもヤモリってマイナーだし…、どうせ誰も区別つかないからインパクトのある“トカゲ女”にしちゃえ! ってところかな。
別にいいけど、子どものころからヤモリは“屋守”といって家を守ってくれる存在だと思っていたので、悪霊扱いはヤモリに代わって遺憾である。よく見るとカワイイのに、ヤモリ。

古代の呪術師が箱にヤモリの悪霊を封じたため、数百年後に箱を開けた人間に呪いがふりかかる…って、いつの時代のホラー映画でしょうか。なんというユルい設定。
そもそもヤモリの悪霊って何なんだ。意味不明。設定のための設定というか、唐突に浮上してきて何の説明もないので、怖くもなんともない。
そうなんです、これほど怖くないホラー映画は久しぶり。というか初めてかも…。
ヤモリの呪いのかかった人間が仲間を襲ったりするんだけど、あまりにも野暮ったいヤッツケ演出で、怖いわけでも、ましてや笑えるわけでもない。この監督、ホラー映画なんか観たことないに違いない。

ケチョンケチョンに書いてしまったが、実はトルネード・フィルム配給作品の中ではそれほど悪くないw
エロもグロも中途半端で、とにかくユルいホラー映画だが、冒頭の地質学者夫婦(なぜか日本人。この人たち誰?)一行が、ヤモリの呪いで殺しあうくだりなんか、湿度の高いタイの秘境な雰囲気がちょっとよかった気が…したようなしないような。

ココの映画は毎回ボロクソに書いてるのに、懲りずに観ている私も私だが、少なくともえびボクサー(2002/イギリス/監督: マーク・ロック)コアラ課長(2005/日本/監督:河崎実)ほど退屈ではなかったと思うけど、慣れてしまっただけなのか?

評価:★★☆☆☆

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posted by bambi at 23:59 | Comment(5) | TrackBack(5) | LOG #た-と
この記事へのコメント
bambiさん・・こんばんわ。
爬虫類ネタと優しい言葉をありがとうございました・・なんとか復活いたしやした。

やはり・・トルネーダーの私達としては絶対に見逃すことの出来ないバカ映画。最高です。バンザイです。

ところで・・『インプリント ぼっけえ、きょうてえ』早く観たいんですが・・・bambiさん、この三池作品でオフ会などいかがでしょ?
Posted by 睦月 at 2006年04月24日 22:00
TBとコメントありがとうございました!

トルネード・フィルムやってくれますね〜(笑)
実家ではヤモリのことを「カベチョロ」(壁をチョロチョロするから)と言ってましたが、そっかトカゲはカベチョロではないんですよね。

ヤモリかトカゲかどちらだったかは忘れましたが、配給会社の方が「噛むとすっごく痛いんです」と言っていたのが頭に残ってました。
びろーんと皮膚が伸びるシーンではドキドキしてしまいました(^^;)
Posted by aiai at 2006年04月24日 23:18
■睦月さま
トルネード、いつか邦題に負けないすごい映画を買い付けてくれるんじゃないかと…嘘です、期待はしていません( ゚Д゚)

インプリントは、来月スカパーで放映されるバージョンを先に観るつもりですが、TV放映版と劇場公開版は尺が異なるらしいので、もちろん劇場にも足を運ぶ予定です(・∀・)
何事もなければ初日に行くと思うので、お会いできるかもですね。

■aiaiさま
カベチョロ…aiaiさんもしや九州地方の方でしょうか。

この映画のヤモリは鳴くし体色がカラフルだし、ちょっと調べてみましたが、東南アジア産の“トッケイ”という種じゃないかと思いますた。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_12/db733.html
攻撃的で咬まれると痛い、体長30cmくらい…日本でひっそりと壁を這っているヤモたんとはだいぶ違いますねΣ (゚Д゚;)
Posted by bambi@管理人 at 2006年04月25日 01:02
bambiさん、コメントありがとうございました。
トカゲとヤモリの区別はつきません。もしかしてこれは「ヤモリ女」だったんですか? 街灯に登っていきましたからねぇ。
でも「変態村」を観たあとだから、変に安心して観られました。
Posted by CINECHAN at 2006年04月26日 01:22
■CINECHANさま
すっかり爬虫類マニアのような口ぶりの私ですがw,実は“ヤモリ女”ですね,あれは。

トカゲと言い張るのはかまわないんですが,クワンは本編中で一箇所「ヤモリの悪霊の小説を書いている」というセリフが…。
ここは統一してもらわないといけないですねぇ。
Posted by bambi@管理人 at 2006年04月26日 09:44
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