(06/05/29) §引っ越しました。
(06/05/22) §RENT来日公演
(06/05/22) 亀も空を飛ぶ(2004/イラク/監督:バフマン・ゴバディ)
(06/05/21) 玉割り人ゆき(1975/日本/監督:牧口雄二)
(06/05/21) 変態家族 兄貴の嫁さん(1984/日本/監督:周防正行)
(06/05/20) 美女のはらわた(1986/日本/監督:ガイラ)
(06/05/20) 処女のはらわた(1986/日本/監督:ガイラ)
(06/05/20) はらわたオールナイト!
(06/05/19) 実録 阿部定(1975/日本/監督:田中登)
(06/05/17) ナイロビの蜂(2005/イギリス/監督:フェルナンド・メイレレス)
(06/05/16) §日本ホラー小説大賞の映像化作品
(06/05/14) けっこう仮面 MASK OF KEKKOU(2003/日本/監督:長嶺高文)
(06/05/13) 酔っぱらった馬の時間(2000/イラン=仏/監督:バフマン・ゴバディ)
(06/05/13) エロ将軍と二十一人の愛妾(1972/日本/監督:鈴木則文)
(06/05/12) 世界の終り(2005/アメリカ/ジョン・カーペンター)
(06/05/11) RENT レント(2005/アメリカ/監督:クリス・コロンバス)
(06/05/08) インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜[TV版](2005/アメリカ/監督:三池崇史)
(06/05/06) プラハ!(2001/チェコ/監督:フィリプ・レンチ)
(06/05/06) 隠された記憶(2005/フランス=オーストリア=独=伊/監督:ミヒャエル・ハネケ)
(06/05/04) チェコアニメ映画祭 #Cプログラム
(06/05/04) ロンゲスト・ヤード(2005/アメリカ/監督:ピーター・シーガル)
(06/05/03) 闇打つ心臓(2005/日本/監督:長崎俊一)
(06/05/03) 君とボクの虹色の世界(2005/アメリカ/監督:ミランダ・ジュライ)
(06/05/02) 江戸川乱歩の陰獣(1977/日本/監督:加藤泰)
(06/05/01) §5月公開映画
(06/05/01) §ステキ特集・企画上映メモ

2006年05月29日

§引っ越しました。

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2006年05月22日

§RENT来日公演

うーん、チケットぴあのプレリザーブに当選しちゃったヨーン。意外と申し込み少なかったのか?
チケピのプレリザーブ、ホントに狙ってるヤツは当たったことないんだけどなぁ…

…いや、喜んでますよもちろん。

そういうわけで、だいぶ先だけどRENTのミュージカル行ってきまーす(〃´o`)=3

▼オフィシャルサイト
ブロードウェイミュージカル『RENT/レント』2006年 日本公演オフィシャルサイト //2006.11.16-25
▼映画版レビュー
RENT レント(2005/アメリカ/監督:クリス・コロンバス)

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2006年05月22日

亀も空を飛ぶ(2004/イラク/監督:バフマン・ゴバディ)

ユーロスペース@渋谷】

“バフマン・ゴバディ監督全3作品連続上映”にて。
「わが故郷の歌」を観ることができなかったのは残念だ。

turtlescanfly.jpgアメリカ軍のイラク侵攻が目前に迫る2003年春。幾多の戦争で荒廃したイラク北部クルディスタン地方の小さな村。ここに、サテライトと呼ばれる戦争孤児の利発な少年がいた。機械類に詳しい彼は便利屋として大人たちに重宝にされていた。また、こどもたちを使って地雷除去のアルバイトを取り仕切るなど持ち前の才覚を発揮して抜け目なく立ち回っていた。そんなある日、サテライトは目の見えない赤ちゃんを連れた難民の少女アグリンに出会い一目惚れする。少女には両腕のない兄ヘンゴウがいた。やがてサテライトはヘンゴウに不思議な予知能力があることを知るのだった…。

地雷原に入り、無数の地雷を掘り返して生活の糧を得るこどもたち。地雷にやられ手足のない子もたくさんいる。それでもみんな明るくたくましく、せいいっぱい生きている。クルディスタンの青い空よりもまぶしいこどもたちの笑顔。

ずる賢いところもあるけれど、利発で目端がきき、こどもたちに慕われているサテライトのリーダーシップぶりが頼もしい。
彼はアメリカ軍がフセイン政権から解放してくれることを切望している。
フセインが倒れた後も、つねに宗教・人種問題や内紛の絶えないイラクがよくなるかどうかわからない。パラボラアンテナが拾った女性の水着姿などの映像を“穢れた番組”といって眼を背ける大人たちのなかには変化を嫌う者も多いだろうが、きっとサテライトのようなこどもたちが次の時代を牽引していくのだろうと明るい希望を抱かせる存在である。

だが、戦争でむしばまれた現実は我々の想像をはるかに超え、言葉に尽くしがたい重さで迫る。
ヘンゴウとアグリンのきょうだいは、サテライトがどんなに親切にしても、決して心を開こうとしない。それに、アグリンはいつも連れている赤ん坊をあまり可愛がっていないようにみえる。
その理由が明らかになったとき、頭が真っ白になるほどの衝撃に襲われた。
赤ん坊はアグリンの弟ではなく、村を襲ったイラク兵士に乱暴され彼女の産んだ子だったのである。
こんなことって…。
「あたしの子じゃない。家族を殺したフセインの兵士の子だ」と忌み嫌い、何度も赤ん坊を捨て、自ら命を絶とうとするアグリンを誰が責められるだろう。とても、幼い少女が背負えるような枷ではない。ここまでだって本当によくやってきたと思う。
赤ん坊に罪はないけれど、それにしたってアグリンが何をしたって言うのだろう。家族は殺され、身も心も傷つけられ、両腕を失っている兄と難民になるしかなかった。その小さな胸で、どれだけ世の中を呪い、絶望してきたのだろうか。

哀しい予言ばかりするヘンゴウ。一度も笑うことのなかったアグリン。
こどもが明るくのびのびと生きることのできない哀しい現実が、重く心にのしかかる。

帰り道、何かの啓示であるかのように電光掲示板に流れた“イラク本格政府発足”のニュース。今もテロが頻繁に起き、情勢は不安定なようだけれども、クルド人のこどもたちは露天の学校に通えているのだろうか。
サテライトのようなこどもたちが、今後のイラクの光になることを願ってやまない。

評価:★★★★★

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2006年05月21日

玉割り人ゆき(1975/日本/監督:牧口雄二)


“笑うポルノ、ヌケるコメディ”にて。

京都・島原の遊郭で、“玉割り人”として働くゆき(潤ますみ)。ゆきは、遊郭に売られてきた未通女に性技の基本を教えるセックスの師匠であり、また足抜けした娼妓への仕置きの差配もしている。娼妓を足抜けさせようとして失敗した大工の六造(川谷拓三)は、ゆきによって男性器を切り落とされてしまう。以来、六造はゆきを執拗に追いかけるようになる。
娼妓には鬼と罵られ、女を捨てたはずだったゆきだが、ふとしたきっかけで知り合ったアナーキストの森(大下哲矢)に惹かれていく。

牧口雄二の作品は、眼をそむけたくなるほどのゴアシーンがありながら、リリカルな詩情が感じられ、ときにはホロリとさせられたりする。
本作は足抜け娼妓への仕置がかなりキツイ。川谷拓三がチンコ切られるのは男じゃないので冷静に見られるが、娼妓が足の生爪剥がされるのがね…。そこまでするか、玉割り人。

川谷拓三は、足抜けは女にそそのかされたと言い逃れをしたあげくチンコ切られてしまうカッコ悪い男なのだが、これぞ拓ボン。ゆきへの復讐のため、アナーキストの男を刺し、返す刀で「ワレの顔くちゃくちゃにしたるでぇ」とゆきに襲いかかったところを、虫の息の男に銃で撃たれて絶命。壁にもたれかかった姿勢のまま、ションベン垂らしながらという壮絶な死に様をみせる。いやもう、カッコ悪いんだけどカッコイイ。牧口監督は拓ボンの使い方を心得ている。
後の徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(監督・牧口雄二/1976)では、似たような設定で反対に男気のある役をやっており、牧口監督は拓ボンが相当お気に入りのようである。

リリカルな雰囲気といえば、ゆきの妹分・はつえ(森崎由紀)と幼なじみの正夫(奈辺悟)のせつない恋が印象的。はつえの清浄な雰囲気がいじらしく、娼妓とアナーキストでは決して成就しないであろうふたりの恋物語が哀しい。
正夫が死んでしまい、ゆきも島原から姿を消したものの、はつえは娼妓として太夫にまで昇りつめると豪語し、スクリーンからこちらをちらりとねめつけるラストカットにはどきりとした。

評価:★★★★☆

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2006年05月21日

変態家族 兄貴の嫁さん(1984/日本/監督:周防正行)


“笑うポルノ、ヌケるコメディ”にて。

間宮家に、長男・幸一(下元史朗)の嫁、百合子(風かおる)がやってきた。しかし幸一は新婚の妻を放ってバーのママに入れあげている様子。長女・秋子(山地美貴)は風俗に勤めるようになるし、次男・和夫(首藤啓)は万引きで警察に捕まる始末。そんな家族を暖かく見守る百合子を、父・周吉(大杉漣)は頼もしく感じるのだった。

周防正行のデビュー作であり、ピンク映画で小津安二郎へのオマージュをやったことで有名な作品。
当時30代にして、60代くらいの父親の役を演じる大杉漣が絶品。彼の演技のためだけでも一見の価値がある。

“変態家族”というタイトルはパンチが効いてるが、アブノーマルなのはバーのママとSM的プレイにはげむ長男くらい。といってもかなりステレオタイプな描写だし、新妻との夜にもソフトSMを取り入れてみるものの、縛りはかなり雑。周防監督はSMにはぜんぜん興味がないらしい。

全編通して最もエロティックなのは、新妻が掃除中にビニール紐の切れ端を見つけて夫との夜を思い出し、畳の上で自慰にふけるシーンだろう。一階では縁側に座り外をながめながら「母さん、息子にはすぎた嫁じゃないか」とつぶやく大杉漣。この映画の全てはこのラストシーンに凝縮されているといってもいい。

小津世界の静寂と生々しい性描写が違和感なく融合し、カラミもハードじゃないので、女性も観やすいと思う。
男女のカラミシーンがあればあとは何をやってもOKという世界で、多くの才能ある映画人を輩出したピンク映画の醍醐味を味わえる。

評価:★★★☆☆

変態家族 兄貴の嫁さん

カテゴリ: ジャンル別 > 日本映画 > ドラマ > ドラマ総合
風かおる 山地美貴 麻生うさぎ 大杉漣 周防正行 ビデオメーカー

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2006年05月20日

美女のはらわた(1986/日本/監督:ガイラ)


harawata2.jpgヤクザに大金を貢いで失踪した姉の行方を捜す少女。突き止めたヤクザに捕まりさんざん陵辱され、情欲が高まる薬を打たれる。見張りのすきを突いて逃げ出した少女を精神科医のよしみ(小沢めぐみ)が助けるが、眼を離したすきに少女は飛び降り自殺をしてしまった。
よしみは少女の復讐を誓い、ヤクザの東を誘惑し催眠暗示をかけて仲間を殺すようにしむけるが、東はとりおさえられ、リンチのすえなぶり殺しにされる。東からよしみの存在を聞きだしたヤクザたちに拉致され、陵辱されるよしみ。その上薬を打たれショックで死んでしまったかのようにみえたが、その日から恐ろしい化け物がヤクザたちを次々に襲う…。

精神科医のくせに、悲惨な少女のカタキを討たんとヤクザにケンカを売るとはスゴイ度胸である。ヤクザなめないほうがいいと思う。
催眠暗示によって兄貴分に斬りかかったヤクザなんて、撃たれたところをとがった棒でグリグリ、殺された後はバラバラに切り刻まれ、ぐちゃぐちゃの肉塊になり果てる。ヤクザ怖ぇぇ。

エンジェルレインという謎の薬の副作用で、ぬるぬるどろどろの化け物に変身するようになった小沢めぐみ。ヤクザの身体を直角に折り曲げたり頭を握りつぶすほどの怪力になり、なぜかチンコも生えてるし、原型をとどめない壮絶な姿に。だけど化け物になりっぱなしではなく、色仕掛けしたいときは女に戻ることも自由自在。復讐するにはかなり都合の良い身体だ。

化け物モードのときのチンコがまた、エイリアンの幼虫そっくりで不気味。
ヤクザの仲間の女にはこれが武器である。女も薬を打っているためか、抵抗もせずエイリアンチンコをしゃぶり(うげ)、アソコへ入れさせる(うげげ)。お約束どおり、エイリアンチンコは女の腹を喰い破ってコンニチハである。

前作処女のはらわた(1986/日本/監督:ガイラ)は「13日の金曜日」パターンで先の予想はつくが、こちらは想像を絶する展開。ポルノ映画に特撮の化け物が登場するとは誰が予想できようか。
ガイラ監督の頭の中はいったいどうなっているのであろう。

評価:★★★☆☆

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2006年05月20日

処女のはらわた(1986/日本/監督:ガイラ)


harawata1.jpg日本初のスプラッター・エロスムービーと銘打たれた作品。人里離れた山奥でポスター撮影を続けていたモデルやカメラマンが道に迷い、不気味な廃屋にたどり着く。男女6人での無軌道な夜が始まるが、そこに殺人鬼の影が迫る…! 末期のにっかつポルノが目ざとくスプラッター・ホラーを取り入れたのはいいが、レンタルビデオ普及前であり若干早すぎた映画ともいえる。

廃屋でヤリまくる男女6人の前に、人を殺すのに理由も理屈ももたないジェイソンタイプの殺人鬼があらわれる。しいて理由らしきものを語っているとすれば、「嫌いだから」。うーん、やっぱり理由になっていない。本人は語らないが、たぶん童貞だったからだと思う。
男どもは金槌で頭をかち割られたり鉤フックに吊り上げられたり槍で刺し貫かれたりと容赦なく惨殺されるが、川島めぐみ演じるモデルは、魔人に犯され足腰立たなくなったところに上から看板が落ちてきて首チョンパって単なる事故だ。最後に犯される木築沙絵子も結局生き残っているし、魔人は基本的に男が嫌いなようである。

狂えるスタイリスト(萩尾なおみ)の顛末は6人中最も強烈。
下着姿にむかれ、プロレス技をかけられて失禁&失神という悲惨な余興の後、眼が醒めるとカメラマンの恋人が他の女とヤッている。その衝撃で発狂してしまい、生首とたわむれたり死体の腕を使うという独創的なオナニーを披露したあげく、やっぱり魔人に犯される。というか自ら求める。
しまいにゃフィストファックで内臓を引きずり出されて昇天。ワーオ!

やや頭のネジがゆるんでしまったようだが、唯一生き残った木築沙絵子は、魔人の子どもを身ごもり、なぜか岸壁で大きくなった腹を抱えてたたずんでいる。「どんな子が産まれるのかしら〜」って、産む気マンマンですかい。エンディングロールの後に映るフリークスな赤ん坊に将来が偲ばれる。

エロとスプラッターは親和性が高いということを証明している極カルト映画。
“ため”とか“引っ張り”などいっさい感じられずサクサク殺されていく残酷シーン比べ、エロ描写のねちっこさがやっぱりにっかつポルノなんだよねぇ。

評価:★★★☆☆

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2006年05月20日

はらわたオールナイト!

“アローン・イン・ザ・ダーク公開記念前夜祭 日活ロマン・アクション・ホラー GO! GO! オールナイト”に行ってきましたよ。
会場の新宿オスカーにつくと、封筒にいっぱいのお土産とやらを渡された。中身は、余りもんらしい前売特典や販促用くだらなグッズの詰め合わせ(゚Д゚;)
あまりに脱力したので詳しく書いちゃうぞ。

060520-054456.jpgライディング・ザ・ブレッド うちわ/レジェンド・オブ・ゾロ リストウォッチ/レジェンド三蔵法師の秘宝 お香セット/ふたりにクギづけ マグネットシート/オーメン 十字架ストラップ/コアラ課長 名刺入れ/トカゲ女 水に入れるとふくらむトカゲ/変態村 こまねこ 五月の恋 ポストカード/火星人フィギュア(映画わからん)/サガミオリジナルコンドーム(何のグッズだ?)
…見よ、このB級タイトル、そしてB級グッズの数々! これを一体どうしろと。(コンドームは使えるけど)

客の入りは270席の劇場に1/5くらい。内容が内容だけに、多くもなく少なすぎずという印象である。なんだかギョーカイ人らしき男女が多かった。こういう人たちはいかにもギョーカイ人らしくふるまってたが、あんまり良い感じじゃなかったね。

プログラムは、映画監督・ガイラ(はらわたシリーズ)×脚本家・高橋洋(『女優霊』『リング』)のトークイベント、「処女のはらわた」「アローン・イン・ザ・ダーク」「美女のはらわた」の上映。
ガイラ監督は、小水一男名義で「ほしをつぐもの」という一般作もあるが、基本的にはピンク映画監督で、あのイカれた「箱の中の女 処女いけにえ」や「瓶詰め地獄」の脚本を書いた人。

はらわた1−アローン−はらわた2というよくわからない構成だが、これは正解だったのではないか。いちおうアローン前夜祭となっているが、おおかたの観客ははらわたシリーズのために来たはずである。はらわた1で痺れきった頭を、アローン上映中にリセットし(爆睡してる人多し。かくいう私も…)、はらわた2にのぞむ。うむ、なんと親切な構成か。

そういうわけで、クリスチャン・スレイター主演のB級ホラー「アローン・イン・ザ・ダーク」については記憶がないのでレビュー書けません。あしからず。

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2006年05月19日

実録 阿部定(1975/日本/監督:田中登)


“田中登の官能美学”にて。
これよりしばらく、えろくてぐろいえいががつづくので、よいこのみんなはおとなになってからみてね。

あまりにも有名な昭和の猟奇犯罪、“阿部定事件”を映画化。四畳半という空間で繰り広げられる愛欲のさまと、愛憎の果ての男根切除までを描く日活ロマンポルノの名作。昭和11年。料理屋“吉田屋”の主人・石田吉蔵(江角英明)と女中の阿部定(宮下順子)。二人は定が吉蔵の店で働くようになって知り合い、間もなく互いに惹かれ、関係を持つようになる。やがて、吉蔵の妻に知られてしまった二人は、荒川・尾久の宿にこもり何日もひたすら情事にふけるのだったが…。

本編中、約8割はひたすら情事にふけっている吉蔵と定。マムシみたいな人たちである。
「外の光が邪魔なのよ」と外の世界に背を向け、吉蔵の匂いが逃げるからと雨戸も開けさせない。待合の小さな一室は、過去も未来もないふたりきりの小宇宙と化した。
昼も夜もなくまぐわい続けるふたりの姿からは、スクリーン越しにもすえた匂いが漂ってくるようで、あまりの濃密さに頭がクラクラしてくる。

石井輝男の「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」に晩年の阿部定の貴重なインタビューシーンがおさめられているが、かわいらしい雰囲気をもった品の良い老婆で、若いころはさぞかし男好きのする容姿であっただろうと思わせる。(※事件当時の写真はこちら
天真爛漫な宮下順子の演技は、男に溺れ、溺れさせる魅力に満ちている。事件があまりに猟奇的で衝撃的であるために妖婦と呼ばれるが、吉蔵への強い情愛を思うとき、誰よりも情が深く寂しがりやのあわれな女の姿がみえてくるのである。

評価:★★★★☆

阿部定事件・予審調書(全文)

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2006年05月17日

ナイロビの蜂(2005/イギリス/監督:フェルナンド・メイレレス)


nairobi.jpgアフリカ・ケニアのナイロビ。ガーデニングが唯一の趣味という英国外務省の一等書記官ジャスティン(レイフ・ファインズ)。事なかれ主義の彼は、アフリカで精力的に救援活動を続ける妻テッサ(レイチェル・ワイズ)の行動には深く立ち入らず、見ない振りを決め込んでいた。ところがそんなある日、テッサは救援活動中に何者かに殺されてしまう。警察はよくある殺人事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、事件に不審なものを感じたジャスティンは、意を決して自ら事件の調査に乗り出すのだったが…。

ジョン・ル・カレの原作は読んでいないのだが、帚木蓬生の「アフリカの蹄」に似てる…と思ったのは私だけか?
また、巨大製薬会社が政府と癒着し、企業の利益を優先させて薬害をまきちらそうとするプロットは、日本で実際にあったミドリ十字の薬害エイズ事件を彷彿とさせる。こういう映画を観て、先進諸国の食い物になっているアフリカの現状に憤るのはたやすいけれども、ごく身近で起こった実際の事件すら忘れかけている人が多いのが実情なのだ。アフリカじゃなくとも、こんなこといくらでも繰り返されるであろう。日本の薬害エイズ事件は止める人すらいなかったのである。

…と、さまざまなことを考えながら観た本作。サスペンスとラブロマンスがきわどいバランスで拮抗しており、いろいろな見方のできる懐の深い映画である。
テッサの行動はあんまり理解できなかったけれども。大切な人を守るために何も言わないでおくことが愛なのか。それはジャスティンを侮っていることに他ならないと思うし、結果的には最悪の事態をまねいている。若いテッサの熱い正義感は伝わってくるが、ふたりの絆はやや危ういものを感じてしまった。まぁ、前半のジャスティンの日和見な性格では巻き込んでもロクなことにならなそうであるが。

むしろ、テッサが死んでからのほうが本当の意味でふたりは結ばれたように思え、ラストはかなりぐっときたね。
骨太な社会派テーマとラブストーリーの二面性が深みをもたせ、母なる大地の雄大な風景、圧倒的な数の粗末な小屋が立ち並ぶスラム地区など、アフリカのロケーションも素晴らしかった。見応えのある映画です。

評価:★★★★☆

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2006年05月16日

§日本ホラー小説大賞の映像化作品

ぼっけえ、きょうてえ」公開記念!
日本ホラー小説大賞受賞作には映像化されたものも多いので、整理してみた。
意味はないけど、単なる趣味です。

≪第1回(1994年)≫
【佳作】蟲(板東眞砂子)/混成主―HYBRID―(カシュウ・タツミ)/郵便屋(芹沢準)
虫
板東眞砂子は好きなんで、これも読んでるハズだがまったく覚えていない…。映画化された著作には「死国」「狗神」がある。

混成種―HYBRID混成種―HYBRID
未読

郵便屋郵便屋
未読

≪第2回(1995年)≫
【大賞】パラサイト・イヴ(瀬名秀明)
パラサイト・イヴ[BOOK]なんかすごい表紙だ。読んだのは刊行当時なのであんまり覚えちゃいないが、和製バイオホラーって当時は新鮮だったのよ。

パラサイト・イヴ[CINEMA]映画館で観た気がするけど、たぶん駄作だった。

【短編賞】玩具修理者(小林泰三)
玩具修理者[BOOK]これに衝撃を受けて以来、小林泰三は欠かさず読んでる。同時収録の「酔歩する男」も傑作。

玩具修理者[CINEMA]あの原作がどう映像化されるのかと、読書仲間の間で話題になったものだが…。そもそも企画自体に無理がありすぎた。原作から期待したグロ描写はなんかソフトフォーカスでごまかされててガッカリ。

≪第3回(1996年)≫
【佳作(長編)】十三番目の人格(ペルソナ) ―ISOLA―(貴志祐介)
ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ)[BOOK]おそらく最もメジャーな作家になったような気がするのだが、いまだに読んだことない。

ISOLA 多重人格少女[CINEMA]未見

【佳作(短編)】ブルキナ・ファソの夜(櫻沢順)
ブルキナ・ファソの夜未読

≪第4回(1997年)≫
【大賞】黒い家(貴志祐介)
黒い家[BOOK]またまた貴志祐介。やっぱり怖いのかなぁ。

黒い家[CINEMA]映画も未見。やっぱり怖いのかなぁ。

【長編賞】レフトハンド(中井拓志)
レフトハンド未読

【短編賞】D−ブリッジ・テープ(沙藤一樹)
D‐ブリッジ・テープ未読。他の著作もなかなか面白そうではある。

≪第5回(1998年)≫ 受賞作なし

≪第6回(1999年)≫
【大賞】ぼっけえ、きょうてえ(岩井志麻子)
ぼっけえ、きょうてえ短編部門での受賞ではないところがスゴイ。三池崇史監督による映像化作品がいよいよ公開!

【佳作(長編)】スイート・リトル・ベイビー(牧野修)
スイート・リトル・ベイビー児童虐待はなぜ起こるか? 著者の恐るべき主張がリアルで読みごたえあり。牧野修は「リアルヘヴンへようこそ」もオススメ。

【佳作(短編)】お葬式(瀬川ことび)
お葬式未読

≪第7回(2000年)≫ 受賞作なし

≪第8回(2001年)≫
【大賞】ジュリエット(伊島りすと)
ジュリエット買ってあるけど未読

【長編賞】夏の滴(桐生祐狩)
夏の滴未読

【短編賞】古川(吉永達彦)
古川未読

≪第9回(2002年)≫ 受賞作なし

≪第10回(2003年)≫
【大賞】姉飼(遠藤徹)
姉飼ひさびさにガツンときた。ホラーというよりエログロ。「ぼっけえ、きょうてえ」の映像化が可能なら、これもイケそうな気がする。

【長編賞】相続人(保科昌彦)
相続人未読

【短編賞】白い部屋で月の歌を(朱川湊人)
白い部屋で月の歌を未読。作者はその後も精力的に著作を発表してるね。そのうち読んでみよう。

≪第11回(2004年)≫
【佳作(長編)】レテの支流(早瀬乱)
レテの支流未読

【短編賞】お見世出し(森山東)
お見世出し京都弁で語られる舞妓・芸妓の世界が興味深い。同収録の「呪扇」も猟奇的でナイス。

【佳作(短編)】とくさ(福島サトル)
とくさいまいち。最後まで読んでない。

≪第12回(2005年)≫
【大賞】夜市(恒川光太郎)
夜市非常に評価が高いので、さっそく購入。これから読む。楽しみ。

【長編賞】チューイングボーン(大山尚利)
チューイングボーン未読。島木譲二のギャグか?!

【短編賞】余は如何にして服部ヒロシとなりしか(あせごのまん)
余は如何にして服部ヒロシとなりしか未読

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2006年05月14日

けっこう仮面 MASK OF KEKKOU(2003/日本/監督:長嶺高文)


アナウンサー養成の超名門校マングリフォンアナウンス学院。教育方針は極めて厳しく、落ちこぼれには容赦のないお仕置きが待っていた。そんな学院に入学してきた美少女・高橋真弓(稲原樹莉)。帰国子女だった彼女は漢字が大の苦手で、授業についていけず講師たちの仕打ちに耐えながら、それでもアナウンサーを夢見て健気にがんばっていた。そんなある日、真弓は鬼講師に地下室へ呼び出されると、下着姿で木馬に縛られ厳しいお仕置きに晒される。と、その時突然、真紅の仮面で素顔を隠した全裸の女が参上、自ら“けっこう仮面”と名乗り講師たちを次々と退治していくのだった。

健全な女子は知らない人が多いと思うが、原作は30年ほど前に少年ジャンプに連載され、当時の少年の股間を熱くした永井豪の傑作ナンセンスエッチマンガ。姉妹作品に「まぼろしパンティ」というのもある(個人的にはこちらの方が思い入れがあるのだが…)。
けっこう仮面は顔を隠してからだ隠さず。顔面こそ真紅のマスクで覆われているが、それより下はすっぽんぽんのダイナマイトボディで、武器はヌンチャク。必殺技は“おっぴろげジャ〜ンプ”。両足大開きの股間アタックに立ち向かえる男はいない。もちろんパンツなんか履いてないからね。
けっこうのお姉さまは、顔を隠しているからこそ、正義のためには恥も外聞もなく大股開きで戦えるのである。
永井先生作詞のテーマ曲がまたケッサクなので紹介しよう。メロディはもちろん「月光仮面」で(ややアレンジされているが)。

♪顔はだれだかしらないけれど カラダはみんなしっている
 けっこう仮面のねえさんは 正義の味方だ いい人よ〜
 はやてのようにあらわれて タップリ見せて去っていく
 けっこう仮面は誰でしょう


原作はスパルタ学園という中学校だったのだが、本作ではなぜかアナウンサー養成学校に設定が変わっている。女子アナブームなんてはるか昔の話だと思うのだが、何を狙ったんだろう?
たしか15年くらい前の青木クリス主演「けっこう仮面」は、比較的原作の設定に忠実だった気がするのだが(これも観てたりして…)、まぁくだらなさは大同小異なので、女子校だろうがアナウンサー学校だろうがどっちでもイイ。
テンポはダラダラ、女子生徒へのエッチなお仕置きも中途半端で、ある意味観るに耐えない作品ではあるが、けっこうのお姉さまのおみ足と肢体はまことにけっこうでございます。

評価:★★☆☆☆

けっこう仮面

カテゴリ: ジャンル別 > 日本映画 > アクション > 総合

長嶺高文 斎藤志乃 久保恵子 鈴木ヒロミツ

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けっこう仮面

カテゴリ: ジャンル別 > アダルト

青木クリス 後藤宙美 ポール牧 関根勤 プリティ長嶋 モロ師岡 早川光 永井豪 ビデオメーカー

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けっこう仮面 (第1巻)

カテゴリ: ジャンル別 > コミック・アニメ・BL > クリエイター別 > な行 > 永井豪 > けっこう仮面

永井 豪 角川書店

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2006年05月13日

酔っぱらった馬の時間(2000/イラン=仏/監督:バフマン・ゴバディ)

ユーロスペース@渋谷】

イラン=イラクの国境地帯に住むクルド人の村。この村は密輸業で生計を立てている。地雷で父親が死んでしまい、残された5人の子どもたち。12歳の少年アヨブは家長として、家族を支えるため、そして難病に冒されたマディの手術代を稼ぐために危険な密輸のキャラバンに加わる。このキャラバンは、あまりの寒さに凍える馬(ラバ)に酒を飲ませて酔わせることで密輸品の大きく重いタイヤを担がせ山越えをする過酷なもの。その道中には無数の地雷と武装した国境警備隊が待ち受けている。それでも一家の全ての責任を背負ったアヨブに迷いはなかった。

雪に閉ざされ、無数の地雷が埋まった危険な地域で、両親のいない5人のクルド人のこどもたちが過酷な現実を生きている。
長兄のマディは難病をかかえた障害児で、15歳だが容姿も精神も3歳くらいで止まっている。そんなマディをきょうだいたちは愛し慈しみ、手術代を稼ぐためにアヨブはイラクへの密輸品を担いで運ぶ過酷な労働に従事するが、日々の暮らしに精いっぱいでとてもそんな余裕はない。長姉は、マディの手術と引き換えに嫁入りするが、約束は破られマディだけ返されてしまった。
フィクションともノンフィクションともつかない、貧しく過酷な生活ゆえに助け合い愛しあうこどもたちの姿が胸にせまり、とても苦しい映画だった。

医師から「長くはもたない」と宣告され、どんどん容態の悪くなっていくマディ。見かけは障害児特有の異様な姿なんだけれども、誰からも愛され大切にされて、一生懸命きょうだいたちの後についていく姿がとてもいじらしい。注射に泣き叫んだり、アヨブのお土産のマッチョな男の写真に見入るシーンなど、愛らしさもある。
その眼は自分の運命を受け入れ、できるだけきょうだいたちの迷惑にならないようふるまっているのではないかと思わせる。

次女のアーマネがマディを墓地に連れていき「神さま、マディの病気を治してください」と祈るシーンや、イラクでラバを売るためにマディとともに国境を越えるアヨブが、抱えたマディに「大好きだよ」とささやくシーンは、あまりにも清浄で荘厳な気配に満ちている。
勉強好きのアーマネが、旅立つアヨブと「ノートがもうないの」「わかった、買ってくるよ」と交わす何気ない会話でさえ、何か言葉にできない思いで胸がいっぱいになるのである。

映画はラバを連れたアヨブとマディが国境を示す鉄条網を越えたところでぷつりと終わる。ふたりの運命、そして5人のきょうだいの未来は、決して明るくないだろう。
それでもたくましく生きていくだろうこどもたちの柔軟な強さとはかなさが、いつまでも胸に残って忘れられない。

ユーロスペースでは、バフマン・ゴバディ監督全3作品連続上映として、今後も「わが故郷の歌」「亀も空を飛ぶ」がラインナップ。本作で非常に感銘を受けたこともあり、できればあとの2本にも行きたいと思っている。

評価:★★★★☆

酔っぱらった馬の時間

カテゴリ: ジャンル別 > 外国映画 > ドラマ > ヒューマン

アヨブ・アハマディ バフマン・ゴバディ アーマネ・エクティアルディニ マディ・エクティアルディニ 紀伊國屋書店

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2006年05月13日

エロ将軍と二十一人の愛妾(1972/日本/監督:鈴木則文)


“笑うポルノ、ヌケるコメディ”にて。
ちなみに“愛妾”は“めかけ”と読む。

この映画、ずっと観たかったんだよね。ありがとうシネマヴェーラ。この企画、最高です!
上映前の小沼勝/中田秀夫監督によるトークショーの最中、鈴木則文監督が劇場に来られていることが発覚。そんな、客席にさりげなく座ってないで下さいよ! ビックリしたなぁもう。

十代将軍・徳川家治(田中小実昌)が“恍惚の人”になり、田沼息次(安部徹)は十一代将軍を豊千代(林真一郎)と強引に決めてしまう。
ところが、日頃から学問ばかりしている豊千代は女を知らない。将軍になれば数百人もの女が仕える大奥に通わなければならないので、まずは筆おろしのため吉原に連れていくが、花魁が膣痙攣を起こしてふたりは離れられなくなり、豊千代は人前に出られなくなってしまったからさあ大変。
困った田沼息次は、お吉(池玲子・その正体は義賊女ねずみ小僧)のアドバイスで、田舎から出てきたばかりのエロ小僧・角助(林真一郎・二役)が豊千代に生き写しであることを知り、さっそく代役に立てる。
無類の女好き・角助は大喜びで、大奥の女に手をつけまくり孕ませまくり。あげくのはてには田沼の妻を一夜貸し出せと要求し、娘ともども親子どんぶり。
田沼の苛立ちなど意にも介さずやりたい放題の角助だったが、大奥で下働きをしていた幼なじみのお菊(渡辺やよい)が嫌がらせを受けて井戸に身投げをしてしまったことを知り、精神が錯乱しはじめた角助。ついには囚人に大奥を解放するという法令を出す。われ先にと大奥になだれ込む囚人たちと女たちによる、狂乱の痴態が繰り広げられるのであった…。

これほどエロでバカでありながら、ベースには則文監督らしい反権力思想がかいまみえる。
すべては百姓一揆で父親を殺されたために恨みを抱き、庶民の血税の上にあぐらをかいている幕府をひっかき廻さんとする女ねずみ小僧・池玲子の描いたシナリオどおりにことは進んでいく。女ねずみ小僧の見込んだとおり、角助の怒涛のエロパワーで大奥はもうめちゃくちゃである。さすが下賎の者の精子は強い。精度の高い命中率で、大奥の女たちはもちろん、京から迎えた皇族の血を引く側室(杉本美樹)も次々と孕ませていく。
獣欲のおもむくまま、高貴な血筋に庶民のバイタリティをたっぷり注入したあげく、男子禁制の大奥にもっとも下賎な囚人たちをなだれ込ませる狂いっぷりに、女ねずみ小僧も「あなたは徳川始まって以来の名君です」とカラダを開いて慰労(池玲子、やっと脱ぐ)。あそこでもここでもと、おかまいなしに繰り広げられる一大乱交のシーンは圧巻である。まさに性の大スペクタクル!

三原葉子がまたとんでもないヨゴレ役で、イイ仕事している。狆をバター犬にして悶えていたかと思えば、次は清の使節団から献上された“パンタ”なる小人の性玩具2匹(+狆)にバージョンアップ! しかしこの“パンタ”は強烈だー。「家畜人ヤプー」みたいですわ。

おなじみ、大泉滉・由利徹・岡八朗トリオも相変わらずの脱力系ギャグを繰り広げる。由利徹と岡八朗はわけのわからない清の使節団として出てくるが、その名も“毛沢山”(もうたくさん)と“陳万紅”(ちんまんこう)。岡八朗(奥目の八ちゃんだよ!)は女に「陳万紅さまぁ〜」と迫られ、実は宦官でチンコがないことを告白。それを聞いた角助はさっそく宦官制度を取り入れようと提案、うっかり賛成して植木バサミでチンコ切られる忠臣が大泉滉なのであった。

タイトルの“二十一人の愛妾”は、本編中に角助が手込めにした女の数なのかな?(数えてなかったけど)
しかし、ハダカになるのは二十一人どころのさわぎではない。というか、出てくる女のほとんどはハダカになって何らかのセクシーシーンがあるという、女体スペクタクル系バカ映画である。
徳川セックス禁止令 色情大名(1972/日本/監督:鈴木則文)とともに、冥土の土産にいっぺん観とけ!

評価:★★★★☆

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2006年05月12日

世界の終り(2005/アメリカ/ジョン・カーペンター)

Perfect Choice 【 パーフェクトチョイス「プレミア!」マスターズ・オブ・ホラー/恐-1 GP チャンネル 】にて。

sekainoowari.jpg

赤字経営の映画館をかかえるジミー(ノーマン・リーダス)は副業で希少フィルムを発掘した。ジミーが今回謎めいた大富豪から依頼されたのは70年代に撮影された幻の映画のプリントを探す仕事。唯一の上映時には多数の死者を出す暴動が発生、2度目に上映が予定された時には劇場が火事で焼失。手がかりを追うジミーは次第に自分の周囲の現実が変容していくのを感じる。これは呪いなのか狂気なのか…。

幻の映画のプリントを追い求めるという、映画好きには興味深い設定。それは、誰も多くを語りたがらないが、底知れぬ狂気を秘めたいわくつきのプリントだという。この設定でのっけから引き込まれてしまった。

「世界の終り」というタイトルの、観ただけで精神に異常をきたし観客同士が殺し合いに発展する映画。一体どんなものなのか、想像はふくらむばかりである。
ジミーが幻のプリントに少しずつ迫っていく過程がスリリング。まぁ、尺が短いこともあり、意外とあっさりたどりついちゃうんだけど。

「世界の終り」の全容はよくわからないままだが、映画の出演者の驚くべき正体と少しだけ映った数カットをみるだけでも、相当狂気的で異様な世界観のようだ。まさに世界の終焉をイメージさせる衝撃的なシーンがめまぐるしくカットバックする。うーん、こんなのが1時間も続いたら確かに精神が壊れそうだよ…。

映画の呪いに触れた人びとが繰り広げる血みどろの惨劇もガツンとくる。
映画に対する愛情と狂気がないまぜとなったゴアムービー。

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2006年05月11日

RENT レント(2005/アメリカ/監督:クリス・コロンバス)


rent.jpg1989年のクリスマス・イブの夜。イースト・ヴィレッジにある古いアパート。家賃を滞納し電気も暖房も止められた一室に暮らすルームメイトのロジャー(アダム・パスカル)とマーク(アンソニー・ラップ)。ミュージシャンのロジャーは恋人がエイズを苦に自殺して以来すっかり引きこもり状態。秘かに階下に住むヤク中のダンサー、ミミ(ロザリオ・ドーソン)に心惹かれる。一方、映像作家志望のマークはカメラを持ち歩きあらゆるものを記録する。マークの元彼女モーリーン(イディナ・メンゼル)は地域の再開発反対をパフォーマンスで訴える。彼女の現在の恋人は女性のジョアンナ(トレイシー・トムズ)。ロジャーたちの親友トム・コリンズ(ジェシー・L・マーティン)はひょんなことからドラッグ・クイーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)と恋に落ちる。そんな彼らのかつての仲間で、家主の娘と結婚して以来すっかり変わってしまったベニー(テイ・ディグス)は、一帯の再開発を目論み住人の追い出しを図る。

本年のベストオブミュージカル映画はひそかにプラハ!(2001/チェコ/監督:フィリプ・レンチ)でキマリかなと思ってたんだけれど、いやぁ話題作は観とくもんだね。立て続けに心に残るミュージカル映画観られてシアワセだよう。
雰囲気は「プラハ!」の方が好みなのだが、本作は歌によってストーリーが綴られていくオペラ形式で、とにかく楽曲がイイ。オペラ形式のミュージカルには「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」「ミス・サイゴン」など、魂をゆさぶられるような舞台があるが、やはり楽曲によるところは大きいのである。
ミュージカルの評価はどれだけ楽曲にインパクトがあるかで判断しちゃう私としては、本作も満点付けざるを得ませんな。

ブロードウェイのオリジナルキャストが揃っているだけあって、キャスト陣のポテンシャルの高さはスバラシイ。歌のクオリティは高いし、それぞれのパフォーマンスもキマってるしね。
ミュージカルとしてはアンサンブルと歌いあげるシーンがもっとあるとよかったんだけど、そもそも主要キャストが多いのでソロのバリエーションも豊富で見ごたえがある。
そういや、最初のほうに出てきたホームレスのおばさん、てっきりゴスペルやりだすのかと期待したんだけど。

ストーリーは、我々の抱くNYのイメージそのまんまな感じで、ベタといえばベタ。若いアーティストたちが、偏見や挫折に傷つき傷つけあいながらも、愛と友情を深め、それぞれの道を模索していく。
ゲイ、ドラッグ、そしてHIVなど、いかにもアーティスト的なダークな面はなかなか理解しづらいところがあるけれども、一貫したテーマは“この瞬間を大切に生きる”といういたって普遍的なもの。いろいろあったけど、これからも一生懸命生きていくんだ、という力強いメッセージに反感をおぼえる人は少ないだろう。

彼らのピュアでラジカルな若さがまぶしくて、うらやましくなる。
劇場では泣いてる人も多かったのだが、私は泣くどころかとても元気をもらった。

11月にブロードウェイミュージカルの来日公演があるそうで。
これはチケット争奪戦が相当しんどそうなので見送るけれど、むしょうに何か舞台を観に行きたくなっちゃったよ。

評価:★★★★★

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2006年05月08日

インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜[TV版](2005/アメリカ/監督:三池崇史)

Perfect Choice 【 パーフェクトチョイス「プレミア!」マスターズ・オブ・ホラー/恐-1 GP チャンネル 】にて。

imprint_tv.jpg

5/27よりシアター・イメージフォーラムにてレイトショー公開の本作。ひと足先にTV放映版を観た。(※TV版と劇場版は尺が異なる)
劇場公開前なので、できるだけ詳細は避けるが、鑑賞予定の方は読まない方がいいかも。

日本ホラー小説大賞を受賞した岩井志麻子の傑作「ぼっけえ、きょうてえ」は、不気味で重苦しく、行間からもモノクロの世界観が広がるばかりで、ほとんど色味を感じなかった。岡山は晴れの国と言われているが、この物語からはとてもそんな気配は感じられない。気候は悪く土地は痩せ、常に飢饉と隣り合わせの貧しい村で、人びとは息詰まるような愛欲と情念を抱えて暮らしている。
女は女郎屋に売られる。女郎屋といえば、緋縮緬や緋緞子の豪奢な夜具、花魁のきらびやかな着物など、錦絵のごときまばゆいイメージを抱くが、この女は薄明かりのもとでボソボソと恐ろしい話をつむぐ醜女。その寝物語は血と汚穢にまみれているが、やはりどこまでもモノクロかセピアのイメージしか浮かんでこない。

重く暗いトーンの原作を、どことも知れぬ鮮烈な耽美的世界のもとで描いた本作。
そこは地獄か極楽か、エキゾチックで妖艶な色街(どこか浮き島であるらしい)の描写は一見の価値あり。

拷問、虐待、堕胎、近親相姦…女の語る物語は哀しく恐ろしい。
どちらかというと、心理的な怖さよりも、ビジュアルのインパクトを重視したつくり。女郎の拷問シーンなど、この手の描写には慣れている私も眼をそむけたくなった。

これがやれる女優は、確かに今のところ工藤夕貴がベストかもしれない。
原作者が出演してるのも要チェックである。志麻子サンは相当エキセントリックな人というイメージがあるので、これはハマリ役かもw

劇場公開版からカットされているのは、女(工藤夕貴)の生い立ち、クリストファー(ビリー・ドラゴ)の過去あたりだろうか。拷問シーンがこれ以上長くなってるとキツイぞ。
ラストがちょっと曖昧だったので、劇場版ではキッチリ描かれてると嬉しいのだが。

なお、この作品は絶対にデートのついでに観てはいけない。
女の業の深さを描いた作品なので、あなたの彼女は自分が女であることを疎ましくすら思うかもしれない。
女とは、内なる地獄を抱えた生き物なのである。

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2006年05月06日

プラハ!(2001/チェコ/監督:フィリプ・レンチ)

Q-AXシネマ@渋谷】

praha.jpg1968年の東欧チェコ・スロバキアで盛り上がった自由化・民主化運動“プラハの春”を背景に、青春を謳歌する若者たちの恋愛模様をレトロでポップに綴ったミュージカル・コメディ。
1968年夏のチェコ・スロバキア。人々は“プラハの春”を満喫、街には明るくのどかな雰囲気が漂っていた。高校卒業を目前に控えたテレザ(ズザナ・ノリソヴァー)、ブギナ(アルジュヴェタ・スタンコヴァー)、ユルチャ(ルボシュ・コステルニー)の3人は、燃えるような甘い恋を夢みて胸を熱くしていた。一方、若い兵士シモン(ヤン・レーヴァイ)、ボブ(ヤロミール・ノセク)、エマン(ルボシュ・コステルニー)の3人は、アメリカ亡命を夢みて軍を脱走する。やがて彼らはそれぞれに恋に落ち、一夜を共に迎えるが…。

カラフルでレトロなファッションやセットに彩られたチェコ産青春ミュージカル。いいですねぇ。私の趣味のど真ん中にきましたです。
社会派作品の重厚さを、ポップで軽やかなセンスで覆ったチェコ映画といえば、すぐにひなぎく(1966/チェコスロバキア/監督:ヴェラ・ヒティロヴァー)を思い出したのだが、それもそのはず、監督のフィリプ・レンチは映画学校時代にヒティロヴァーに教えを受けているとのこと。(チェコ映画界、意外と層が厚い!)
ひなぎくほど過激でもアヴァンギャルドでもないけれど、そのぶん誰もが楽しめる現代的なエンターテイメント作品となった。

チェコ・スロバキアがまだ社会主義国だったころの時代設定だが、そんな背景は言われなければわからないほど、人びとは明るく陽気に暮らしている。
“プラハの春”とシンクロしているかのような高校卒業前の自由なひとときを、ロストバージンの経験に身を焦がす3人の女の子がとにかくカワイイ。
主役のテレザは正統派東欧美人で、何を着てもすっごく似合う。ゴージャス系の美人なのに、親しみやすくはつらつとして魅力的なヒロインだ。

確信犯的にチープな幾何学的デザインのセットで繰り広げられるミュージカルシーンもセンスが良く、とても楽しい。
ダンスも楽曲もレトロな雰囲気に作りこまれているのだが、これが全体のもっさりオシャレな雰囲気作りに一役買っていて、新鮮なインパクトを受ける。
劇場で売ってたサントラCD、珍しくこれは欲しいナァと思ってしまった。
あ、ウチCDプレイヤーないΣ (゚Д゚;)

評価:★★★★★

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2006年05月06日

隠された記憶(2005/フランス=オーストリア=独=伊/監督:ミヒャエル・ハネケ)

ユーロスペース@渋谷】

kioku.jpgテレビ局の人気キャスター、ジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)は美しい妻アン(ジュリエット・ビノシュ)と一人息子のピエロ(レスター・マクドンスキ)と幸せな日々を送っていた。そんなある日、彼のもとに送り主不明のビデオテープが届く。そこにはジョルジュの家を正面から隠し撮りした映像が映っていた。テープは何度も送られてきて、内容も回を追うごとにプライベートな領域へとエスカレートしていく。次第に恐怖が高まり、家族の間に亀裂が生じ始める。そんな中、やがてジョルジュの中で、少年時代のある記憶が呼び起こされていく…。

いやー、凄い。極上のスリラー。
ビデオを送りつけていた犯人は誰なのか? 私は途中から「○○○かなぁ…?」とぼんやり思っていたのだが、不覚にもラストシーンは気づかなかった…。だけど、いろんな方のレビューを読むと、だいたい私の考えていた犯人像がオーソドックスな推理みたい。とある人物が共犯(かも?)というのは意外だったけれども。

それにしても、全編に漂う緊張感はただごとではない。
ジョルジュの隠された少年時代の記憶が、薄皮を剥くように少しずつ明らかになっていく過程が、研ぎ澄まされたナイフのような鋭さで迫る。ジョルジュ同様、不快感と不安感がないまぜになった感情に支配され、観終わればグッタリである。

ラストカット以前に、客席から悲鳴があがるほど衝撃のシーンがあるのだが、個人的にそれ以上に怖かったのが、ジョルジュの会社のエレベーターのシーン。いかにも何か起こりそうで、結局何も起こらないのだが、なんとも言えぬ緊迫感のみなぎる長廻しで、心臓がバクバクしてしまった。
ジョルジュの姿はカメラから外れており、エレベーターの鏡に映る表情しかわからないのだが、彼を見据える人物の刺すような視線に、次第に落ち着きをなくすジョルジュ。ハネケは「ベニーズビデオ」しか観ていない浅学の私だが、かの作品で映像と実際の視点を巧みに操っていた監督らしい、計算しつくされた構図に唸ってしまった。

結局、ビデオ映像は何だったんだろう?
ジョルジュの自宅の正面映像はいいとして、マジッドのアパート内のシーンは、撮影できる者が限られているので、そこをポイントに考えればラストカットは納得である。ただ、いくらなんでもビデオが廻っていれば気づかないものだろうか? という疑問もわく。
実際に撮影されたビデオ映像なのか、あるいは誰かの妄想か夢なのか、判断に苦しむ映像もあり、そう考えると全ての映像が現実の風景なのかということすら怪しくなってくる。
解釈すればするほど、謎めく映画である。

個人的には犯人探しよりも、ジョルジュの内面に非常に興味がわいた。穏やかで理想的な父親と思いきや、妻や母親にすら心をさらけ出すことができず、ヒステリックに他者を罵るシーンも多い。そんなジョルジュを見て、マジッドの息子は「やましさというものが分かった」と。
ジョルジュはずっとやましさを抱えて生きてきたのだろうか? マジッドのことは忘れたようなふりをしていたけれど、ニュースキャスターとしてリベラルな視野が広がった現在、マジッドへの仕打ちは、ずっと心のどこかに刺さり、ちくちくと痛むトゲのような記憶だったに違いない。「たいしたことじゃない、俺は悪くない」…現実にその結果が返ってきて、家族の絆もゆらごうとしている。
私自身、過去にやましさがまったくないとは言い切れない。それが現在の自分に甚大な影響をもたらしてくることがあったら、ベストな対処法なんてあるのだろうか。
本作の本当の恐ろしさは、まさにここにある。

関係ないけど、ジョルジュの自宅のインテリアがステキだ。あんなふうに書物に囲まれた空間で暮らしたい。掃除が大変そうだけど。

評価:★★★★☆

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2006年05月04日

チェコアニメ映画祭 #Cプログラム

K's cinema@新宿】

chech_c01.jpg■Curriculm vitae / 履歴書

86年/10分/カラー
監督:パヴェル・コウツキー
美術:パヴェル・コウツキー

男が履歴書を書きながら、小学校から大学に至るまでに学んださまざまなことを思い出す。
そうか、こういうストーリーだったのね…。
主に男が学んだ文字や単語がアニメ化されているのだが、脈絡がないんでわかりにくいなぁ。

chech_c02.jpg■Dilema / ジレンマ

85年/2分/カラー
監督:パヴェル・コウツキー
美術:パヴェル・コウツキー

男が部屋の中で、左右どちらのドアから出るべきか迷っている。その間に、部屋は炎に包まれていた。
石橋叩いて渡るのもほどほどに…。私は野生の勘で即断して生きてるタイプなので、小さなことでいちいち迷ったりしませんです。

chech_c03.jpg■Katastrofy / カタストロフィー

84年/7分/カラー
監督:パヴェル・コウツキー
美術:パヴェル・コウツキー

これもわかりにくかった。
パヴェル・コウツキーの描く豊満すぎる女性は印象に残ったけど。

chech_c04.jpg■Laska na prvni pohled / ひとめぼれ

87年/5分/カラー
監督:パヴェル・コウツキー
美術:パヴェル・コウツキー

通りすがりの美女にひとめぼれ、あの手この手でアタックする男。女の守りは堅く…。
熱しやすく冷めやすいタイプの男の悲喜劇。

chech_c05.jpg■Kamenac Bill a ohromni moskyti / タフなビリーとジャイアント・モスキート

71年/10分/カラー
監督:ヴァーツラフ・ベドジフ
美術:ミロスラフ・シュチェパーネク

カウボーイのビリーが、牛たちを襲う巨大な蚊の軍団をやっつけるために奮闘する。
牛と同じくらい巨大化した蚊って…。とんでもないナンセンスな話だが、タフで知恵者のビリーと蚊の攻防戦がコミカルタッチでテンポよく描かれ、楽しい一編。

chech_c06.jpg■Postacka pohadka / 郵便屋さんの話

64年/15分/カラー
監督:エドゥアルト・ホフマン
美術:ヨゼフ・チャペック(原画)

仕事にうんざりしていた郵便配達夫のコルババが、宛先のない手紙の受取人を1年も探し続ける。
前半の郵便局の妖精のくだりと、後半の宛先のない手紙を届けるくだりで2話できそうなプロット。
夜中に郵便局で働く妖精たちがいいキャラで、単なるストーリーのとっかかりにしか使われてないのはもったいない。

chech_c07.jpg■Brejle / めがね

64年/11分/カラー
監督:ズデネック・スメタナ
美術:ズデネック・スメタナ

飼い犬の言いなりになっている男。めがねをなくして困っていても、飼い犬は何もしてくれなかったが、野良犬がめがねを探してくれて…。
これは男のしつけが悪すぎるだけかと…。何もしてくれなかったからって、最終的に飼い犬を放り出しちゃうのは人道的にいかがなものかと。

chech_c08.jpg■Kouzelny sad / 魔法の果樹園

82年/16分/カラー
監督・脚本:リブシェ・パレチュコヴァー
美術:ヨゼフ・パレチェク、リブシェ・パレチュコヴァー

ステップで暮らす欲のない人びとが見つけた財宝で、素晴らしい果樹園を手に入れる。
財宝なんかにゃたいして興味はなく、ステップで自由に生きる人びとが素敵なのだ。
鮮やかな色彩と、余韻のあるストーリーで、すばらしく見ごたえのある一編。

chech_c09.jpg■Makovy muziciek / けしのみ太郎

79年/7分/カラー
監督:ボフスラフ・シュラーメク 
美術:ヨゼフ・パレチェク

植物から子どもが産まれるのは古今東西アリなのだろうか?
老夫婦がけしのみ太郎に文字を教えるというストーリーだが、それ以前のけしのみ太郎誕生の話が知りたいよ。

▼関連エントリ
チェコアニメ映画祭 #Aプログラム (06/4/14)
チェコアニメ映画祭 #Bプログラム (06/4/23)
チェコアニメ映画祭 #Dプログラム (06/4/30)

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2006年05月04日

ロンゲスト・ヤード(2005/アメリカ/監督:ピーター・シーガル)

K's cinema@新宿】

thelongestyard.jpg八百長疑惑でNFLを追われた元トップ・プレイヤーのポール・クルー(アダム・サンドラー)。すっかり落ちぶれてしまった彼は、ある日飲酒運転で警官とカーチェイスをして懲役3年の刑に。送られた刑務所で彼を待ち受けていたのは所長のヘイズン(ジェームズ・クロムウェル)。彼は、看守のアメフトチームを強くしようと、ポールに当て馬となる囚人チームの結成を強要する。渋々引き受けたポールのもとに、看守たちに恨みを抱くコーチのネイト・スカボロー(バート・レイノルズ)はじめ個性的な面々が集まってきた。そして、試合に向けみるみる強くなる囚人チームに対し、危機感を抱いた看守たちの激しい嫌がらせが始まる…。

バート・レイノルズ主演のオリジナルは観ていないし、アメフトに興味もないけれど、シンプルでわっかりやすーい展開のスポ根もので、何も考えず大いに楽しめた。
囚人チームということで、誰も彼もごついマッチョの凶悪ヅラ。見ているだけで気温が5度はあがりそうな男臭さだが、素直にスポーツに打ち込む姿は意外とさわやかだったりする。
思ったよりアダム・サンドラーのタフガイぶりもしっくり。一筋縄ではいかない囚人連中を熱くまとめあげる主将キャラが立っていて、個性豊かな面々に埋もれてはいなかった。やっぱり、ピーター・シーガルとは相当相性が良いみたいね。

10手先まで読めてしまうようなストーリーではあるけれども、こういうのは安易といわず定番といいたいね。笑いありちょびっと感動もあり、誰の心の琴線にも触れる、正統派。

しかし、マネージャー役のケアテイカー(クリス・ロック)の事故は唐突すぎてびっくり。
チームの結束のための必須エピソードとしても、何もそこまで…という感じである。
味のある良いキャラクターだったので、最後までチームの一員でいてほしかったなぁ。

オリジナルが観てみたくなりました。

評価:★★★★☆

ロンゲスト・ヤード / ¥ 1,000ロンゲスト・ヤード

カテゴリ: ジャンル別 > 外国映画 > アクション > 総合

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2006年05月03日

闇打つ心臓(2005/日本/監督:長崎俊一)

シネアミューズ@渋谷】

yamiutsu.jpg電気店を営み、妻とは別居しているものの17才になる娘の父親として平凡な暮らしを送っているリンゴォ(内藤剛志)。そんな彼の元に23年ぶりに伊奈子(室井滋)が訪ねてくる。同じころ、自分の子どもを殺して逃亡中の透(本田章一)と有紀(江口のりこ)がいた。リンゴォと伊奈子もまた、生まれた子どもを殺し、逃げた過去を持っていた…。

内藤剛志&室井滋の8mm版「闇打つ心臓」の各シーンと、その20年後+彼らを反復する本田章一&江口のりこという2組のストーリーが並行して進み、さらにリハーサルや撮影風景がカットインするというメタ的構成は意図がよくわからない。
内藤剛志が「透を殴りたい」とやたら息巻いてる撮影風景は何なんだろうか? 内藤剛志と室井滋が前作に対して何らかの強い思いをひきずっており、いつのまにかリメイクの本作を通して落とし前をつけることに主題がブレている。
純粋に“子殺し男女の苦悩と贖罪”が観たかっただけなので、この手法はかなり面食らった。なんだか内藤剛志の思い入れにひきずられてしまい、「この2組はどこで出会っていつ殴るんだぁ」といったことばかり気になって、肝心のストーリーに入り込めないきらいがある。

現代の子殺しカップル、本田章一と江口のりこはよかったなぁ。幸薄そうな顔立ちの江口のりこは、常にふてくされた態度で、何を考えているのかよくわからない。垂れる水滴や子どもの声といった幻聴におびえる姿に、何やら成熟しきっていない固いつぼみのようなエロスを発散させている。
汚いアパートの一室で、透(本田章一)に「パンツ代えろよ」と言われてめんどくさそうにスカートをたくしあげて脱ぐところや、夜はセーター一枚で下はパンツのみという姿が妙に艶めかしかった。
貫禄のある内藤剛志と室井滋の演技に対して、退廃的で危ういものを感じさせる若いふたり。このふたりのみの、純粋なリメイクの本作が観たかった気がする。

評価:★★★☆☆

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2006年05月03日

君とボクの虹色の世界(2005/アメリカ/監督:ミランダ・ジュライ)

アミューズCQN@渋谷】

kimiboku.jpgアーティストになることを夢みる高齢者タクシーの運転手、クリスティーン(ミランダ・ジュライ)。ある日彼女は、ショッピングモールの靴売り場で働くリチャード(ジョン・ホークス)に恋をする。最近離婚したばかりのリチャードも、クリスティーンに惹かれるが、2人とも一歩を踏み出せずにいた。そんなリチャードには2人の息子、14歳の兄ピーターと6歳の弟ロビーがいる。ロビーはいまチャットに夢中。隣家には嫁入り道具をコレクションする小学生シルヴィー。一方、リチャードの同僚アンドリューはロリコン気味で、ピーターの同級生にちょっかいを出していた…。

本作で監督・脚本・主演とこなしているミランダ・ジュライ。ポスト ソフィア・コッポラなんて言われているようだけれど、このシニカルな視点と登場人物のネジのゆるみっぷりは、驚いたことにトッド・ソロンズの作風に近い。女性というだけでソフィア・コッポラなんぞと同列に語るべきではない。ソロンズ監督のような鬼才はオンリーワンだと思っていただけに、嬉しい収穫である。

ちょっと不思議なタイトルどおり、映像はポップでスイート、かつクリアで鮮やか。カラフルなビタミンカラーで彩られた画面を観ているだけで、なんだかウキウキしてくる。
しかし、不思議ちゃん系の甘ったるいガーリームービーと侮るなかれ、人間描写は相当シニカルで、ナイフのように鋭い。
両親が離婚してもたいして動揺もせず、エロチャットにいそしむ子どもたちがいい。大人と接しているときの無表情ぶり、エロチャットでのえげつないメッセージのやりとりなど、子どものピュアな不気味さを、エグすぎない可愛らしさで留めている監督はタダモノではないな。

監督自身の演じるクリスティーン嬢の強引なアタックぶりにも、呆れるやらほほえましいやら。美人ではないけれど、いかにもアーティストらしい予測不能な言動で、ばつぐんにキュートなキャラクター。

各エピソードのつながりがちょっと散漫ではあるけれど、まぁ第一作だしね。将来性を買います。

評価:★★★★☆

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2006年05月02日

江戸川乱歩の陰獣(1977/日本/監督:加藤泰)


“激情とロマン 加藤泰 映画華”にて。

推理作家の大江春泥から脅迫状を受け取った小山田静子(香山美子)は、夫婦の性生活が克明に描かれていることに恐怖を覚えた。彼女は、同じく推理作家の寒川(あおい輝彦)に助けを求める。だが第二の脅迫状通り、夫は殺されてしまう…。乱歩の世界観だけでなく、そのストーリーをも完全に映画化している。

“陰獣”は乱歩の中で最も好きな作品だ。
トリックや謎解きはたいしたことないが、乱歩自身の投影ともいえる大江春泥の不気味な存在感、生々しく濃厚な愛欲描写、怪奇幻想作家たる大乱歩のディープな世界観にどれだけ耽溺したことか。
乱歩映画はたくさん作られているが、いろんな原作のツギハギだったり、大胆に脚色されてたりと、原作に忠実な作品ってあんまりないように思うのだが、本作はほぼ原作どおりと言って良い。
船つき場の便所に死体が流れ着き、用を足そうとした老女(菅井きん)が便器から覗く死体に仰天し大騒ぎになるくだりまできっちり再現されているのは感動だ。

複雑な原作を丁寧に追っているが、全体の尺とのバランスが悪いためか、展開がわかりにくい面もある。
しかし、耽美な映像美で、密度の高い世界観が構築されており、乱歩の映像化としてはきわめて完成度が高い。

倒錯趣味をもつ男女が碁石を打つ音を鞭の打擲の音にダブらせ、次第に隠微な空気になっていくシーンと、真っ赤な部屋であおい輝彦と香山美子が激しく対立するクライマックスが圧巻。ありゃあプレイの一環だね。いわゆる言葉責めってやつ?

評価:★★★☆☆
江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣
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2006年05月01日

§5月公開映画

**************************************************
 ◎観たい ○観たいかも △気分次第
**************************************************
【現在公開中】
 ○ロンゲスト・ヤード@銀座シネパトス、K's cinema
  …チェコアニメ映画祭のついでに観れそう
 ◎RENT レント@東劇、Bunkamuraル・シネマ
  …ミュージカルはマスト
 △僕の大事なコレクション@アミューズCQN、シネマスクエアとうきゅう
  …よくわからんけど、なんとなく
 ○隠された記憶@ユーロスペース
  …ハネケは「ベニーズビデオ」くらいしか観てないんだけどねい
 ◎プラハ!@渋谷Q-AXシネマ(レイト)
  …チェコだから
 ○ぼくを葬る@シャンテシネ
  …「8人の女たち」好きだぁー
 ○君とボクの虹色の世界@アミューズCQN
  …よかった、まだ公開されてる
 ◎闇打つ心臓@CINE AMUSE EAST&WEST(レイト)
  …これも早く観ないとなぁ


【5月公開】
 ○アンジェラ@丸の内ピカデリー1系
  …よくわからんけど、なんとなく
 ◎ナイロビの蜂@丸の内プラゼール系
  …つい「キプロスの蜂」って言っちゃうよ…
 ○玲玲の電影日記@シアターN渋谷
  …このテの映画はたぶんハマる
 △ダック・シーズン@シアター・イメージフォーラム
  …なんか雰囲気よさげ
 △ジャケット@東劇
  …これもよくわからないけど
 ◎嫌われ松子の一生@シネクイント、新宿ジョイシネマ、テアトルダイヤ
  …原作面白かったから楽しみ
 ○水霊@CINE AMUSE EAST&WEST、池袋シネマサンシャイン
  …田中啓文はラノベ以外はほぼ読んでるが、これぜんぜん覚えてないや(;´Д`)
   「UMAハンター馬子」か「禍記(マガツフミ)」を映画化してほしいなぁ

 ◎インプリント ぼっけぇ、きょうてえ@シアター・イメージフォーラム(レイト)
  …今月はこれが大本命
**************************************************

あれ、新作ラッシュのはずだけど、なんか少ないなぁ。まぁいっか。
「ダ・ヴィンチ・コード」を入れてないあたりは映画ファン失格?
なんだかんだいってたぶん観ると思うけど。
こーゆーのがウケるんなら、日本映画界もがんばって梅原猛や明石散人を映画化してほしいね。

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2006年05月01日

§ステキ特集・企画上映メモ

5月はステキでナイスな企画が目白押しでございますよ。
GWの予定など皆無だし(いつものことだが)、東京で濃い日々を過ごしちゃうもんね〜(・∀・)

アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル
http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/tsune/event/event.html
【日程】5/2(火)〜5/7(日)
【会場】アサヒ・アートスクエア(浅草)
【内容】
・新作Lunacy展示
・過去作品上映
#Aプロ 「自然の歴史(組曲)」「部屋」「対話の可能性」「地下室の怪」「陥し穴と振り子」「男のゲーム」「闇・光・闇」
#Bプロ 「シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック」「J.S.バッハーG線上の幻想」「庭園」「家での静かな一週間」「ジャバウォッキー」「オトラントの城」
#Cプロ 「棺の家」「エトセトラ」「ドン・ファン」「コストニツェ」「レオナルドの日記」「アッシャー家の崩壊」
#Dプロ 「悦楽共犯者」
#Eプロ 「オテサーネク」

浅草…( ゚Д゚)
通うにはキツイが、Lunacy展示は大いにそそられるので、1日だけでもなんとか行きたいところ。

マスターズ・オブ・ホラー(スカパー)
http://www.moh13.jp/
【日程】5/8(月)〜5/31(水)
【放送】スカイパーフェクTV! パーフェクトチョイス「プレミア!」(ch.179)
【内容】
#ムーンフェイス(ドン・コスカレリ)
#魔女の棲む館(スチュアート・ゴードン)
#ダンス・オブ・ザ・デッド(トビー・フーパー)
#愛しのジェニファー(ダリオ・アルジェント)
#チョコレート(ミック・ギャリス)
#ゾンビの帰郷(ジョー・ダンテ)
#ディア・ウーマン(ジョン・ランディス)
#世界の終り(ジョン・カーペンター)
#ハンティング(ラリー・コーエン)
#閉ざされた場所(ウィリアム・マローン)
#虫おんな(ラッキー・マッキー)
#ヘッケルの死霊(ジョン・マクノートン)
#インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜(三池崇史)

うーん、735円/1作品(PPV)は高い…。とてもじゃないけど全部観れないジャン!
「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」以外では、「世界の終り」かなぁ。

笑うポルノ、ヌケるコメディ
http://www.cinemavera.com/schedule.html
【日程】5/13(土)〜6/2(金)
【会場】シネマヴェーラ渋谷
【内容】
#エロ将軍と二十一人の愛妾(鈴木則文)
#性と愛のコリーダ(小沼勝)
#温泉みみず芸者(鈴木則文)
#花と蛇(小沼勝)
#玉割り人ゆき(牧口雄二)
#喜劇 特出しヒモ天国(森崎東)
#徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(牧口雄二)
#嗚呼!! 花の応援団(曽根中生)
#大奥浮世風呂(関本郁夫)
#Mr.ジレンマン 色情狂い(小沼勝)
#朝はダメよ!(根岸吉太郎)
#快楽学園 禁じられた遊び(神代辰巳)
#キャバレー日記(根岸吉太郎)
#(本)噂のストリッパー(森田芳光)
#神田川淫乱戦争(黒沢清)
#痴漢電車 下着検札(滝田洋二郎)
#変態家族・兄貴の嫁さん(周防正行)

“笑うポルノ、ヌケるコメディ”…なんちゅうタイトルじゃい。
ラインナップは素晴らしいです。鈴木則文、牧口雄二はマスト。黒沢清、周防正行も興味深い。
「エロ将軍と二十一人の愛妾」はずーっと観てみたかった1本!
それにしても、「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」が渋谷で観られるとは思わなかったよ…。

R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.1 ―ピンクで、ポレポレ。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/pinkdeporepore.htm
【日程】5/20(土)〜6/2(金)
【会場】ポレポレ東中野
【内容】
#Aプログラム:恋する団地妻 「団地の奥さん、同窓会へ行く」(サトウトシキ)「草叢」(堀禎一)
#Bプログラム:オタクとヒモの愛し方。 「悶絶!! 電車男」(友松直之)「ヒモのひろし」(田尻裕司)
#Cプログラム:不器用で歪な、男と女。 「ふ・た・ま・た」(坂本礼)「たまもの」(いまおかしんじ)
#Dプログラム:強く生きる、ということ。 「痙攣」(田尻裕司)「言い出しかねて」(後藤大輔)

故・林由美香の「たまもの」はスクリーンで観ておきたいので、Cプロはマスト。できれば全部行きたいけど。
VOL.1ってなってるし今後も期待しちゃうよ。
「花井さちこの華麗な生涯」(女池充)「かえるのうた」(いまおかしんじ)の再映キボン。

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