2003年11月03日

極道恐怖大劇場 牛頭(2003/日本/監督:三池崇史)

 ヤクザとホラーとコメディの融合なんて、通常では考えられない取り合わせからすでに常軌を逸した映画。
 ストーリーといっても、最初から最後まで狂ったシナリオで、何をどうすりゃいいのやらって感じです。冒頭からいきなり、チワワを見て「ヤクザを襲うように訓練されているヤクザ犬だ。殺られる前に殺る!」と叫んでチワワを壁に叩き付け、さらにぶんぶん振りまわす哀川翔というすごいシーンから始まる。哀川翔の奇行ぶりに恐れをなした組長(石橋蓮司)は、弟分(曽根英樹)に命じて、哀川翔を名古屋のヤクザ処分場(何だソレ)送りにすることに。その道中、曽根英樹はまた暴れ出した哀川翔ともみあっているうちに誤って殺してしまった。頭を抱える曽根英樹だが、ちょっと目を離したすきに、哀川翔の死体が消えてしまう。哀川翔を探して名古屋をさまよう曽根英樹だが、奇妙な人ばかりの不条理な世界で恐ろしい目に遭う……。
 この先はもう説明不可能。尋常ではない展開にあっけにとられるばかり。舞台である名古屋がとんでもないシュールな世界になっております。名古屋ってこんな街だったっけ?(笑)
 後半のキーパーソンである吉野きみ佳が大変な役をやっているのだが、ものすごい熱演ぶり。妖艶な濡れ場から一転して、こんな役よく引き受けたと唸らされる、衝撃的で壮絶なラストには誰もが絶句するであろう。どえらいものを見てしまった……。きみ佳姉さん、あんたすごいよ!
 脇役も豪華なのだが、個人的に嬉しかったのは、木村進・間寛平という往年の吉本新喜劇名コンビがまた見られたこと。木村進の懐かしい声と顔が現われたときは一人でニヤリとしてしまいました。

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posted by bambi at 01:28 | LOG #か-こ

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