2002年09月30日

バッファロー'66(1998/アメリカ/監督:ヴィンセント・ギャロ)

 イイ! 大好きだこの映画。自己中で見栄っぱり、だけど繊細で心にトラウマを負ったダメ男を演じるギャロもさることながら、レイラ役のクリスティーナ・リッチが異常に可愛い。豊満な肢体にアンバランスな幼い顔立ち、一見何も考えてなさそうだが、男を包み込むような優しく暖かい存在感、まさに男の理想の女性像ではないだろうか? こんな女いねーよと思いつつ、同性から見てもメチャ可愛くてメロメロになります。
 当初は人生踏み外してるアホな男にしか見えないビリー(ヴィンセント・ギャロ)だが、レイラに少しずつ心を開いていくにつれ、ダメ男っぷりがだんだん愛おしくなってくる。モーテルのベッドの上で、レイラの胸に頭を埋めて丸くなって眠るビリー。このシーンには、どんな恋愛映画よりも胸がきゅんとなった(お恥ずかしい…(笑))。そしてラストは本当に暖かい気持ちになれる。愛すべきバカップルに拍手。
 二人で写真を撮るシーン、ボーリング場で踊るレイラ、ぎこちない夜を過ごす二人など、映画としても非常に印象的なシーンが多く、評価が高いのも納得。

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posted by bambi at 01:37 | LOG #は-ほ

2002年09月30日

ロック、ストック&スパゲッティ・ソース/ロック、ストック&ワン・ビッグ・ブロック(2000/イギリス/製作総指揮:ガイ・リッチー)

 パイロット版の「ロック、ストック&フォー・ストールン・フーブス」の登場人物と設定で6話作られたTV版。相変わらずテンポの良い展開、練られた脚本、スタイリッシュな映像と音楽、ドタバタクライムコメディ(?)の傑作シリーズ。
 ロンドンで「ザ・ロック」という店を開いているチンピラ4人組をはじめ、欲の皮のつっぱった悪いやつばっかり出てくるのだが、登場人物が多いわりに誰もがばっちりキャラが立っているのがみごと。とはいってみたものの、シリーズを通して言えるのは、周囲のほうがガッチリとキャラが立っててインパクトあるのに比べ、主役の4人組の存在感がやや希薄なのがちと惜しいのだが。話の展開はもはやワンパターンといえばそれまでなのだが、なかなかどうして先が読めないんだよねぇこれが。個人的にはやはりタイトル作の「スパゲッティ・ソース」と「ワン・ビッグ・ブロック」が面白かった。ロックストックシリーズはこれで完結とは残念だが、ガイ・リッチーにはまた新しい切り口の映画を作って欲しいもんだ。
 どうでもいいけど、この4人組はまともな仕事をする気ないのか? 楽して大儲けどころか骨折り損のくたびれ儲けばっかりしているような気がするが、まぁ楽しそうだからいいけど(^^;)

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posted by bambi at 01:36 | LOG #ら-ろ

2002年09月24日

ポネット(1996/フランス/監督:ジャック・ドワイヨン)

 不慮の事故により、たった4歳で母親を亡くしてしまったポネット。幼すぎて母親の死を理解できない彼女は、もう一度ママに会いたいと祈り続け、待ち続ける。
 ポネット役のビクトワール・ティビソル、ホントにすごいです。恐ろしいほど名演技。しかし内容はあらすじが全てで、冗長で退屈。母親の素っ気ない登場のしかたは不意をつかれたしイイ演出だと思ったが、お説教はいただけない。「笑顔で生きることが大切」「生きることを楽しみなさい」って、4歳で理解できるような言葉か? ていうかそんな説教を理解できる子どもって嫌すぎる。
 それにしても、ティビソルの演技はさておき、こういう子どもが可愛いのかなぁ? 感受性豊かで自分の世界を持っていて、ときにその価値観や世界観を周囲に押し付けがちな赤毛のアンみたいな子、私は大嫌いであるが。幼い女の子ってみんなそういうとこあるけどね。子どものころからシビアで現実的、他人と自分の世界の温度差をはっきり認識していた私は、こういう子どもらしい子どもが苦手。見ててイライラしちゃうんだよなぁ。
 どうでもいいけど、「A.I.」でも思ったが、どうして外国の子どもって玩具や人形の扱いがぞんざいなの? 大事な人形のわりには、逆さに抱いたり腕持ったりしても平気なんだよね。日本の子どもって絶対そういう扱い方はしないと思うんだけど。小さきものを愛する日本人の国民性ゆえか、そんなどうでもいいことが気になったりするのであった。

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posted by bambi at 00:34 | LOG #は-ほ

2002年09月18日

ショコラ(2000/アメリカ/監督:ラッセ・ハルストレム)

 ジョアン・ハリスの原作を読んでみたら非常に面白かったので、すぐにでも映画を観たくなって借りてきたです。
 古い因習に縛られたフランスの小さな村に、北風に乗って現われた母娘。不思議な魅力を持つヴィアンヌと娘のアヌークは、古い菓子屋を借りチョコレートの専門店を開いた。食べると至福感を味わうことのできるヴィアンヌのチョコレートは、徐々に閉塞的な村の雰囲気を変え、禁欲的な村人たちの心を解放していく。
 原作を読んだときも感じたけど、どこかメリー・ポピンズを思い出させます。大人向けメリー・ポピンズと言い切るのは乱暴だが、ほろ苦いビターチョコレートでコーティングされた、心あたたまるおとぎ話である。個人的には原作同様、映画も楽しめたのだが、なんというかいかにも女性ウケしそうというだけの気もする。男性の評価も聞いてみたいところだ。
 そういうわけで、女性の私としてはばっちりハマったのだが、舞台がフランスなのに言葉はすべて英語ってのがやや萎え。私はもちろんフランス語などさっぱりなのだが、耳に優しいフランス語って好きなんだけどなぁ。全編英語というのなら、なぜフランスを舞台にする必要が?

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posted by bambi at 00:37 | LOG #さ-そ

2002年09月17日

メメント(2000/アメリカ/監督:クリストファー・ノーラン)

 目の前で妻が殺され、犯人ともみあいになり頭を打った衝撃から、10分以上前のことは忘れてしまう記憶障害を負ってしまったレナード。ポラロイドとメモ、身体に施した刺青だけを頼りに妻を殺した犯人を必死に探していく。
 10分間しか記憶を保てないレナード同様、10分ごとのシークエンスで徐々に時間を溯っていくというスタイルのため、正直、一度観ただけではよくわからなかった。次の日もう一度見るつもりだったのだが、PPVの「一日視聴可」って、丸一日ではなくて、その日のみという意味だったのねん……。そういうわけで一度しか観れなかったので、完全には理解できないままである。もしかして私、頭悪いのかな(?_?)
 誰を信じれば良いのか、10分前に自分は何をしていたのか、レナードの記憶障害を擬似体験しているような不安感に包まれてしまう感覚は新鮮で面白かったが、慣れてくると少々中だるみ気味。なんだろ、テンポがいまいち?
 しかしレナードの美しい裸体とクールな刺青はいいなぁ。雰囲気はとてもいいです。

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posted by bambi at 01:13 | LOG #ま-も

2002年09月09日

A.I.(2001/アメリカ/監督:スティーブン・スピルバーグ)

 いまさらだけど、いまCSで流れているのでPPV(ペイ・パー・ビュー)初体験ってことで観てみました。でも視聴料1日400円は高いよ、ママン…。ビデオレンタルしたほうが安いっつーのはどうなんだか。
 単なる娯楽映画としては面白かった。でもこれは一応テーマ性のある映画で、その視点で見ると共感できなさすぎ。「ロボット(人工知能)の子どもを愛せるか」ってのは、はるか昔にすでに手塚治虫が天馬博士とアトムで答え出しちゃってるもんなぁ。ペットだってだんだん大きくなるのに、いつまでも成長しない子どもは愛せないでしょ(『パタリロ!』のプララはボディだけ成長させて知能を移し変えられていたが)。
 どーも、登場人物が揃いも揃ってエゴまるだしで、嫌悪感のほうが勝る。とくに本当の子どもが冷凍保存から蘇生したからって、ロボットのディヴィット(ハーレイ・ジョエル・オスメント)を連れ出して、「ロボット狩りに捕まらないように」と一見優しい言葉を残して置き去りにする母親は最低。捨てるなら捨てるで、自分の手で始末つけたれや。飼えなくなった犬や猫を野良にするのと変わらんもんなぁ。
 そこから、母親を愛するようプログラミングされているディヴィットの「母を訪ねて三千里」が始まるのだが、ディヴィットは結局母親の愛さえ得られればいいのかね。最も近くに「無償の愛」を惜しみなく捧げてくれるテディ(スーパー玩具)という存在がいるのに、それじゃプログラムに沿わないからダメなわけね。ま、本当の人間でも見返りを期待しない愛なんてなかなか会得できないもんだが、そういう「ぼくを愛して」光線が強すぎて、自分のそういう面に心当たりのある人はディヴィットを見てイヤーな気持ちになるのかもしれない(私も、ね)。
 しかし、テーマに共感できないというのは致命的だと思っていたが、「愛」についていろいろと考えさせられたという点では製作者の思惑に見事にはまってしまったのかも?

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posted by bambi at 22:37 | LOG #あ-お

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